若者のテレビ離れと言われて久しいですが、私の上司(40代と50代)も家では全くテレビを見ずにYouTubeばかり見ているとのこと。
いったい何を見ているのか気になるところですが、テレビ離れは若者だけの話ではないということでしょうか。
一方で前時代的な私はいまでもテレビを見ている時間は多く、そこまでYouTubeで動画を見てはいません。
そんな私がたまに見るYouTubeチャンネルはやはりメンズファッション系動画が中心になります。
その中でも特にお気に入りだった「光石研の東京古着日和」が第5回目にして最終回を迎えてしまいました。
一番更新を楽しみにしていた動画です。
もっと見たかったなぁー
って思ったらシーズン2の構想もあるみたいですねー
舞台を東京以外にも広げたいということで、しかも光石さん自身が福岡の古着屋に言及していたので楽しみです。
クラウドファンディングを実施するとのことなので、微力ながら協力しようと思います。
光石研の東京古着日和 VOL.1 デッドストックに、弱くてさ
「光石研の東京古着日和」とは?
光石研さんは私と同郷の北九州市出身ということもあり、大好きな俳優さんの一人です。
数々の映画やドラマに出演して、名脇役としてコミカルな役柄を中心に活躍しています。
近年では故・大杉蓮さん、松重豊さん、遠藤憲一さんら日本を代表する名脇役が共演したテレビドラマシリーズ「バイプレーヤーズ」で主要キャストとして出演し話題となりました。
ちなみに4/7にはシリーズ映画版「バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~」が公開されます。
そんな光石さんですが、大の服好きと知られファッション雑誌のインタビューやコラムに登場する機会もあります。
この動画はライフスタイル誌「Pen」の公式サイトと公式YouTubeチャンネル上で2019年12月に第1回目がスタートしてその後不定期で更新されていました。
本編あらすじ
光石さんが本人役として演じる主人公が、実在する古着店を訪れ店内の古着をじっくりと吟味して悩み、最後に購入した服を着て帰っていくという毎回同じ構成となっています。
店員さんと何故か現れる女性ゲストと会話する場面以外は、終始主人公が心の中で独りごちる様は「孤独のグルメ」を連想させられます。
キャスティングからして意図的に寄せているのでしょうが、服好きで「孤独のグルメ」好きの方なら間違いなく響くモノがあると思います。
参照;https://www.pen-online.jp/tag/328/
古着屋巡りに憧れて
昔と比べてちょっと格式の高い服屋でも臆することはなくなりましたが、古着屋さんを訪れるときは今でも少し緊張してしまいます。
そもそも古着屋にどのようなイメージを持っていますか?
ここ数年、メルカリなど中古取引アプリの普及や2ndストリートなどリユースショップの台頭もあり、世間一般的に中古の服を買うということは以前より身近になったのではないでしょうか。
私も以前は「誰かが着た服なんて…」という感じでしたが、直接肌が触れることの少ないアウター類であれば抵抗はありませんし、シャツやパンツでも状態が良ければそこまで気にならないようになりました。
ただ上手く表現できませんが、単なる中古の服と古着って少し意味合いが違いますよね。
明確な定義があるのかは分かりませんが、古着といえば既に同型が生産されておらず、古いことに価値を見出すことのできるヴィンテージという印象を持っています。
「2ndストリート」や「西海岸」にもそのようなヴィンテージとされる服も置いてますが、やはりメインは他の人が要らなくなって売りに出された中古の服がメインのお店で、客層は幅広く誰でも利用しやすい店作りをされています。
一方で「古着屋」と呼ばれるお店は「おしゃれ上級者向け」という偏見を持っています。
何でも買います・売りますではなく、店主が海外で買い付けてきたヴィンテージアイテムがところ狭しに並んでいるイメージです。
それこそ「東京古着日和」で光石さんが訪れているようなお店です。
東京のように数は多くありませんが、ここ福岡でも大名地区を中心に魅力的な古着屋がいくつかかあります。
他のお客さんが居れば、そういったお店にもなんとか入れますが、客が私一人となると一気にハードルが上がってしまいます。
自意識過剰なのは分かっていますが、私のような半端者は場違いな気がして…w
もちろんお店の方からしたら、お客さんを邪険に扱うようなことはないと分かっているんですけどね。
こればかりは、お店に何度か通いその雰囲気に慣れることと、洋服の知識を増やして少しは自分に自信をつけるしかなさそうですね。
劇中の光石さんのように知識豊富で古着屋でも自分の世界に浸りきる大人に憧れます。
「休日の楽しみは古着屋巡りです。」なんて言ってみたいものですねw
まとめ
大好きな「光石研の東京古着日和」が最終回を迎えるにあたって、古着屋に対する偏見と憧れを書いてみました。
「古着は一点モノ」と言われる通り、他の人と被る心配はありませんし、何よりその価値に対して値段が手頃です。
安いから古着を選ぶというワケではありませんが、ファッションに使えるお金は限りがあるので、古着を通してブランドの歴史に触れるという名の元に、名品をお手頃価格で手に入れたいですね。
そのためには、まず古着屋巡りをできるステージ(なんだそれw)に到達しないといけませんね。
今回は以上です。