今回は番外編。
先日妻の誕生日プレゼントにレザーバッグを買ったお話です。
一般的に女性は男性と比べると、いわゆるハイブランドは例外として革製品にこだわりを持つ人は少ないようです。
妻はブランドモノ自体にさほど興味がないこともあり、数多く所有するバッグは合皮かビニールやキャンバス素材が中心で本革のバッグはありませんでした。純粋に興味がなかったみたですね。
ただ、最近は私が革靴やバッグを手入れする様子をみて本革製品に関心を示していました。
そこで今回の誕生日プレゼントはレザーバッグにしようと前々から考えていたところです。
プレゼントの条件は?
過去に私の誕生日に何が欲しいかという記事を書いたときにも触れましたが、夫婦間の誕生日プレゼントの価格は3万円前後が妥当なのではないかと思っています。
その価格帯での本革バッグとなれば、ブランドもある程度は絞れてきますね。
それと、革製品は実物を見ないと質感が分からないので、近隣の実店舗で購入可能なのは必須ですね。
また、自分で選んだ物しか使わない器の小さい私と違い、妻はプレゼントしてくれる人の感性で選んで欲しいそうです。女性はその傾向が強いですよね。
レザーバッグにしようと思うことだけは伝えていましたので、ショルダーバッグが良いとのリクエストをもらいました。
とりあえず、いつもの活動圏内で物色開始です。
SLOW
まず候補として思い浮かんだのはSLOWです。
なぜSLOWなのかというと、私が所有するSLOWのトートバッグ(上写真)のキャメルの色味と経年変化の具合を妻が妙に気に入っていたからです。
どちらかというと男性向けのイメージが強いブランドですが、特に男性用・女性用を分けていることはなく、インスタやWEARにはSLOWのバッグを使用している女性の写真も多く上げられています。
参照:https://www.beams.co.jp/blog/gnz/3616/
同型のショルダーバッグは現在取り扱いはありませんが、こんな感じの小ぶりのサイズなら女性にもピッタリですね。
ということで、私も以前トートバッグを購入した福岡の直営店へ。
多くのブランド直営店やセレクトショップが立ち並ぶ大名地区にあるSLOWの路面店は、とても趣がある店構えです。
店内を見渡し、目に留まってのはこちらもバッグ。
参照:fino -cartridge shoulder bag - | SLOW – スロウ 公式ECサイト | 革製のバッグ、財布 等の製造販売
ちょうどA5用紙が入るという大きすぎないサイズ感と、丸みがありどこか可愛らしいルックスが良いですね。
それと手に取ると驚くほど軽い。
店員さん曰く私が所有するトートバッグ(bono)とは違い、こちらは原皮から国産でオイルド加工もされていないので軽いとのこと。
ただ、気になる点も。
参照:https://store.slow-web.com/products/detail/196
やはりベルトが少し太めで無骨な雰囲気があるんですよね。
個人的には魅力的なのですが、女性が使うにはどうだろうか…
妻へのプレゼントで検討してることを伝えて、女性の店員さんにバッグを掛けてもらいましたが、やはりイメージと違うような。
それにこちらのショルダーバッグには、私のトートと同じキャメルは展開していないそうで、とりあえずが保留ということで店を後にしました。
いや、これはむしろ私が欲しいな(笑)
ショルダーバッグをお探しの男性にはおすすめですよ!
COACH
今でも人によっては高級ブランドのイメージがあるCOACHですが、実際はそういうことはなく、3~5万円前後でもそれなりに選択肢があり、アウトレットになるとさらに価格帯は下がってきます。まぁ、アウトレット品のせいでブランドイメージを損ねている側面もあるのですが。
私もCOACHのバッグは正規品とアウトレット専売品の両方を所有していますが、一概にアウトレット専売品が品質的に劣るというわけではなく、そこまで忌避する必要はないのかなと個人的には思います。
参照:ジェス クロスボディ | COACH OUTLET | コーチ<公式>アウトレットオンラインストア
モノグラムはちょっと気が引けますが、こういうシンプルなバッグなら良いんじゃないですかね。ちなみにこれもアウトレット専売品です。
ただ、ファッション性の強いブランドなので女性モノを私に選べと言われてもちょっと難しい。
この手のブランドは自分で選んでもらいたいですね。
そもそも悪くはないとい言ったものの、プレゼントにアウトレットってどうなのか?という気持ちもあります。
マリメッコ
参照:Pieni Unikko Venni ショルダーバッグ | Maija Isola | Marimekko (マリメッコ) 日本公式オンラインストア
花柄プリントが印象的な妻が好きなブランド。価格も手頃ですね。
直営店を覗いてみましたが、レザーバッグを買うという目的から脱線してしまうので、今回は候補外です。
レザーバッグもあるみたいですが、マリメッコを選ぶならやはり花柄ですかね。
イルビゾンテ
本格志向でレディースを展開してるレザーブランド以外と少ないですね…
そういえば、メンズでも定番のイルビゾンテはもともとレディースがメインなんですよね。
私も過去にここのキーケースを持っていましたが、良い具合に経年変化してましたよ。
ということで、今回のプレゼントはイルビゾンテで。
ショルダーバッグも結構な種類がありましたが、選んだのはこちら。
色は希望していたオレンジ系のキャメル。経年変化で深い色味になることが期待できます。
20cm×25.5cmと大きくありませんが、財布とスマホにハンドタオルと最低限の荷物は収まります。
表革は表情のあるシボ革。
金具はメッキではなく真鍮。留め金具にはブランドロゴの水牛が刻印されています。
ちょっと予算オーバーでしたが、シンプルなデザインとしっかりとした作りは長く使えそうなので良しとしましょう。
まとめ
妻へのプレゼントですが、メンテナンスは私の担当なので、経年変化の様子を私も楽しみにしています。
昨年のクリスマスには、ラムレザーのライダースジャケットをプレゼントしました。
こんな調子で革製品を贈り続けていたら、貴重なレザー女子になるかもしれませんね。
今回は以上です。