梅雨は明けませんが30℃を超える日も続き、夏本番はすぐそこ。
ブログのタイトル通り、自分なりのトラッドスタイルを模索中ですが、最も頭を悩ませるのが夏のコーディネートです。
私が考えるトラッドスタイルとは何なのかとういのは、いつか別の記事で書きたいとは思いますが、簡単に表現すると時代に左右されない上品なスタイルです。
トラッドスタイルを成立させるために最も簡単な手段は、テーラードジャケットやクラシックなコートを取り入れることですが、さすがに夏が近づくとそれらに頼ることはできません。
夏向けのジャケットも存在しますが、ここではアウターなしのコーディネートを前提に、夏のトラッドスタイル完成させるためにおすすめのトップス・パンツ・靴をご紹介していきます。
トップス
ポロシャツ
参照:ラコステ L.12.12 ポロシャツ (無地・半袖) L1212AL - ラコステ(LACOSTE)
考えようによってはTシャツもトラッドアイテムですが、やはり基本は襟付きです。そうなれば真っ先に候補に挙がるのはポロシャツです。。夏のトラッドスタイルはポロシャツだけを着とけば問題ないとさえ思っているほど、私はポロシャツ推しです。
一番のおすすめはやっぱりラコステのL1212でしょう。ポロシャツとしては決して安くはありませんが、高い完成度と歴史的価値、それになんと言っても圧倒的な耐久性を考えれば、その価格に十二分に見合う価値はあります。
ただ、ポロシャツを中心に組み立てるのであれば、カラーバリエーションはしっかり揃えたいところですが、高価なポロシャツだけだと出費もかさむので、色数が豊富なユニクロのドライカノコポロで補うのも良いでしょう。
ポロシャツ(長袖)
参照:オリジナルフィット 長袖 ポロシャツ L1312AL - ラコステ(LACOSTE)公式オンラインショップ
普通はポロシャツといえば半袖のことを指しますが、長袖のポロシャツの袖を捲り上げるスタイルもおすすめ。半袖よりもより大人っぽい印象を与えることができます。
半袖のポロシャツは総じて一般的なTシャツよりも袖丈は短めで、さらにリブで絞られていることもあり、どうしても上腕が協調されてしまいます。鍛えている方なら良いのですが、私みたいな細腕の男性は貧相に見える場合もあります。そういう意味では肘まで隠れるので安心ですね。
リネンシャツ
参照: リネンシャツ(37(S) ピンク系): メンズ | メーカーズシャツ鎌倉 公式通販 | 日本製ワイシャツ ニットシャツ ネクタイ ブラウス (shirt.co.jp)
シャツは選ぶ場合は半袖や七分丈ではなく、長袖を腕まくりした方がドレッシーかつ男らしい印象があります。長袖ポロシャツを推奨する理由とほぼ同じです。
生地はブロードでも良いですが、おすすめはやっぱりリネンです。季節ならではの素材を上手に取り入れることこそ伝統的(=トラディショナル)な在り方だと思います。
パンツ
機能性素材のスラックス
参照: TRW 2WAY トロイージーパンツ|EDIFICE(エディフィス)公式のファッション通販|【21030300507010】- BAYCREW’S STORE (baycrews.jp)
夏でもトラッドスタイルの王道パンツはスラックスです。普段ならスラックスの生地は天然素材至上主義な私ですが、真夏はそうも言ってられないので、機能性の高い化繊混合の生地を選ぶことが多くなります。
トロピカルウールのように夏に適したウールも存在しますが、夏場はどうしてもクリーニングの頻度が高くなります。その点、化繊混の生地は自宅で洗濯できるものも多く、イージーケアは助かりますね。
薄手のチノパン
参照: SHIPS: japan quality カラー テーパード チノパンツ: パンツ SHIPS 公式サイト|株式会社シップス (shipsltd.co.jp)
チノパンは通年着用可能と謳われることがよくありますが、チノパンにも季節感は存在します。
ひとえにチノパンと言っても生地の厚みは全く違うので、夏には薄手のチノパンを選びましょう。色はホワイトやライトグレーがおすすめです。定番のカーキやベージュを選ぶ場合はくすんだ色味より、明るい色の方が季節感があっていいですね。
シアサッカーパンツ
参照:コットン シアサッカーストライプ プレーンフロントパンツ MILANO (ブルー/ホワイト)|Brooks Brothers Japan(ブルックス ブラザーズ ジャパン)
シアサッカーは生地の表面に凹凸があることで、肌との接触面を少なくして、涼やかな着心地を与えてくれる春夏向けの素材です。
シアサッカー生地を使ったジャケットやシャツも定番ですが、上半身に持ってくるとなかなかインパクトのある素材なので、まずはパンツから挑戦してみましょう。
無地のネイビーなどもありますが、白地に青系のストライプやチェックなどの柄が入ることが多いので、地味になりがちな夏の着こなしに華やかさを加えてくれます。
リネンパンツ
私も今年初めて挑戦したリネンパンツですが、これはなかなか良かった。もちろんシワはつきますが、それを含めて魅力的。
当然シワが入る分にカジュアルな雰囲気になりますので、タック入りのスラックスタイプとか良さそうですね。
靴
ローファー
参照:11035H LOGAN / BLACK (LEATHER SOLE) | MEN | G.H.BASS 日本公式オンラインショップ (ghbass.jp)
服装がカジュアルになりがち夏こそ革靴というのが私の信条です。
といっても重厚な革靴では軽装とのバランスが取れないので、基本的にはローファーを選ぶことになります。
本格的なトラッドスタイルを追い求めるならば、夏でもレギュラーソックスを履いて肌の露出は避けるべきですが、私の場合は見た目の軽快さを重視して足首を見せることが多いので、素足履き(のように見える)との相性が良いローファーを重宝しています。当然ですが、フットカバーは履いていますよ。
あまりいないかとは思いますが、もし靴箱の中にローファーが1足もないという方には、まずは黒のコインローファーをおすすめしています。
軽快さを演出しながらも、カッチリと足元を引き締めてくれるので、極端な例を挙げればTシャツとハーフパンツに合わせてもそれなりに様になります。
キャンバススニーカー
参照:2750-COTU CLASSIC_901 | 2020春夏 | SUPERGA OFFICIAL ONLINE SHOP
レザースニーカーも良いですが、より夏らしのはキャンバス素材のローテクスニーカーです。
スペルガのキャンバススニーカー「2750」は昔からヨーロッパのリゾートスタイルの定番なので、まさにトラッドスタイルにはピッタリ。
レザーサンダル
参照:Arizona Suede Leather | BIRKENSTOCKでオンラインショッピング
正統派からは外れますが、個人的にはサンダルもありです。
ただ、ビーチサンダルというわけにはいかないので、選ぶのはレザー製の物で。
王道のビルケンシュトックはモデルによっては驚くほど人と被りますが、それを気にしなければ、抜群の履き心地・優れた耐久性・手頃な価格と間違いなくおすすめです。
他にレザーサンダルという括りでは、グルカサンダルもドレッシーな趣があってき気になっていますが、一方で妙な気恥ずかしさもあってチャレンジ出来ず仕舞いとなっています。
参照:BEAMS LIGHTS(ビームス ライツ)JALAN SRIWIJAYA × BEAMS LIGHTS / 別注 グレインレザー グルカ シューズ(シューズ サンダル)通販|BEAMS
エスパドリーユ
こちらも未挑戦のエスパドリーユ。キャンバスのアッパーと麻のソールが特徴です。
リゾート色がかなり強いので、リネンのシャツやパンツと合わせてゆったりと優雅なスタイルを作れそうですね。
コーディネート
リネンシャツ×チノパン×ローファー
シャツ:HITOYOSHI
パンツ:シップス
靴:IL MOCASSINO
時計:オメガ
ジャケパンスタイルからジャケットを脱いだだけのコーディネート。足元はスエードのローファーです。夏のスエードには色々と意見があるようですが、個人的にローファーならスエードも全然ありだと思います。
リネンシャツ×シアサッカーパンツ×ローファー
シャツ:無印良品
パンツ:ブルックスブラザーズ
靴:ジャランスリワヤ
時計:フレデリックコンスタント
シアサッカーのパンツがコーディネートの主役。細く入ったラインの青色を拾って、パンツとコントラストのついたネイビーのリネンシャツと合わせました。
ポロシャツ×リネンパンツ×ローファー
ポロシャツ:ラコステ
パンツ:無印良品
靴:G.H.BASS
時計:オメガ
定番のポロシャツとローファーにいつもならチノパンを合せますが、ちょっと珍しいリネンパンツを持ってきました。今年はこれもありかも。
ポロシャツ(長袖)×スラックス×レザーサンダル
ポロシャツ:ブルックスブラザーズ
パンツ:グリーンレーベルリラクシング
サンダル:ビルケンシュトック
時計:オメガ
ローファー続きだったので、最後はサンダルで。リブ付きのポロシャツはシャツと違って任意の長さに調整できるので勝手が良いですね。雑に捲り上げる感じも私は好きです。
まとめ
色々と書いてきましたが、私も夏のトラッドスタイルはまだまだ迷走中です。
私の場合、ポロシャツとローファーが軸になりますが、それだとコーディネートのバリエーションが乏しいですね。
いっそのこと「これが俺のスタイルだ」と開き直っても良いかもしれませんが・・・悩ましいところです。
今回は以上です。