トラッドマンに憧れて

自分なりのトラッドスタイルを模索する30代のリアルな服・靴・時計etc…について

汚れもサマになる!?AMIACALVA(アミアカルヴァ)のキャンバストートバッグ

大人が持つべきバッグと言えぱもちろんレザーバッグなのですが、夏の装いには少し重く感じる場合があります。そんな時におすすめなのがキャンバス素材のバッグ。

 

今回は夏になると出番が多くなるAMIACLVA(アミアカルヴァ)のキャンバストートバッグをご紹介します。

  

f:id:dacchi37:20210805192920j:plain

 

 

アミアカルヴァを知ってるかい?

f:id:dacchi37:20210801183550p:plain

参照:AMIACALVA(アミアカルヴァ)

バッグデザイナーの宮本一寛氏が2008年に大阪で設立。数百万年前から姿形を変えない古代魚「アミアカルヴァ」のように時代に左右されないモノづくりをコンセプトにしたブランドです。

 

宮本氏の鞄作りへの考えや、作り込みすぎない引き算のデザインを信条としたこだわりは、こちらのインタビュー記事でご覧いただけます。

 

www.1101.com

 

最近では大手セレクトショップでも見かける場面も増えましたが、扱いはまだそこまで大きくはなく、このブランドの世間的な知名度は私もいまいちよく分かっていません。それでもこのブランドの質(コスパ含め)は本物だと自信を持っておすすめできます。

 

今回ご紹介するトートバッグを2年前にシップスで購入しましたが、今シーズンであればアローズやジャーナルスタンダードでも取り扱っているようなので、是非一度手に取っていただきたい。

 

アミアカルヴァの鞄&財布

個人的にはアミアカルヴァといえばキャンバスなのですが、他にも魅力的な素材を使用したラインナップが充実しています。ここでは各素材の人気アイテムをご紹介。

 

◆WASHED CANVAS 6POCKETS TOTE(M)

f:id:dacchi37:20210801185455j:plain

参照:A126WASHED CANVAS 6POCKETS TOTE(S)WHITE - amiacalva (shop-pro.jp)

 

アミアカルヴァ・オリジナルの国産キャンバスを使用したトートバッグ。これぞキャンバストートといった見た目に反してしかっかりと自立するそうです。素材については後述。

 

◆Leather long wallet

f:id:dacchi37:20210801191944j:plain

参照:amiacalvaLeather long walletTAN - amiacalva (shop-pro.jp)

 

日本を代表するタンナー・栃木レザーをの革を使用。ベジタブルタンニンなめしによる柔らかくシボ感の強い表面が特徴です。以前はレザーの鞄も種類が充実していた印象がありましたが、現在は財布を中心とした取り揃えとなっています。

 

◆Split Yarn SACOCHE

f:id:dacchi37:20210801190820j:plain

参照:F016Split Yarn SACOCHEGRAY - amiacalva (shop-pro.jp)

 

AAF(AMIACALVA ARTIFICIAL FIBER)シリーズ。従来のブランドイメージとは異なるナイロンやポリエステルを使用し、より機能性を重視しています。本体に高密度の素材を使用することで、耐久性と合わせて品のある光沢感を生んでいます。こちらはサコッシュ。私、持ってないんですよねー。

 

◆60/40 canvas Helmet bag

f:id:dacchi37:20210801191558j:plain

参照:amiacalva60/40 canvas Helmet bagNAT - amiacalva (shop-pro.jp)

 

パッと見ただけでは普通のキャンバス生地ですが、こちらは「60/40キャンバス」と名付けられたコットン60%、ナイロン40%で構成された生地です。ナイロンの耐久性とコットンの風合いを兼ね備えた新感覚素材。通常のコットンよりも軽いため、鞄作りの命題でもある軽量化にも貢献しています。

 

アミアカルヴァのキャンバストートバッグをレビュー

f:id:dacchi37:20210805192920j:plain

私が所有するこちらのトートは2年前にシップスで購入しました。別注モノなのかインラインなのかはよく分かりませんが、現在全く同じものは販売していません。

 

いま取り扱いがある中ではこちらのトートがデザインやサイズ感が近いですかね。

amiacalva.shop-pro.jp

 

こだわりの6号キャンバス

f:id:dacchi37:20210808170645j:plain

参照:AMIACALVA

 

「号」というのはキャンバス生地の厚みの単位です。「号」は日本独自の単位でキャンバスの世界基準の単位はデニムでお馴染みの「オンス」になります。

 

号数が小さくなるほど生地は厚くなり、一般的に流通しているキャンバス生地が6号・8号・11号であることを考えると、6号は厚手の生地と言えます。

 

また、6号をオンスに換算すると19.7オンスになります。デニムだと20オンスを超えるとヘビーオンスと呼ばれることからも、6号キャンバスの厚みがイメージできるでしょうか。要するに6号キャンバスはとてもしっかりした生地だということなのです。

 

f:id:dacchi37:20210808170932j:plain

参照:倉敷帆布を織るシャトル織機の様子.jpg - Wikipedia

 

アミアカルヴァの6号キャンバスは全て岡山県の工房で、シャトル織機により織られています。シャトル織機とは手織り機の作業をそのまま機械化してだけの原始的な機械で、現在主流となっている高速織機と比べると、圧倒的に生産性が劣ります。一方で遅さゆえに生まれる独特のやわらかな風合いシャトル織機の魅力の一つです。

 

f:id:dacchi37:20210805195907j:plain

写真では色味が伝わりづらいですが、白ではなくいわゆる生成り色です。まだ2年しか経っていませんが、購入当時と比べるとやや黄みがかった色に変化してきました。右下にはシミのような汚れがありますが、このようなシミや汚れは結構残っています。

 

f:id:dacchi37:20210805195014j:plain

割と雑に扱っているので、底面には擦れた汚れがあり、側面にはデニムから付着したであろう染料が着いてたりします。綿なので洗えば落ちるのでしょうが、タフなこの生地には経年変化と合わせて汚れすらサマになるように感じて、今のところはそのままにしています。

 

ディテール

f:id:dacchi37:20210805193208j:plain

キャンバストートの持ち手と言えば、L.L.Beanの「ボート&トート」のように、本体と同素材の幅太ベルトが定番ですが、このトートバッグにはヌメ革製の丸紐が使用されています。本体のキャンバス同様になかなか良い味が出ています。

 

f:id:dacchi37:20210805193147j:plain

鞄の上部はカットオフとなっており、デザイナーの宮本氏が意図する「どこか抜けた感じ」が生まれています。

 

f:id:dacchi37:20210805193029j:plain

裏地やテーピングによる補強はなく、片側に内ポケットが付いているだけの至ってシンプルな造り。持ち手の革紐は結び目を変えることで長さを調整できます。

 

f:id:dacchi37:20210805193122j:plain

マチは設けられていますが、自立はしません。

 

サイズ感

実寸で40cm×45cmのこのバッグは実際に肩に掛けるとなかなかの存在感があります。

 

f:id:dacchi37:20210805192236j:plain

 持ち手の紐を調整して手で持っても良いのですが、本体の大きさと革紐の短さがアンバランスに感じてしまうので、私は肩掛け一択です。

 

f:id:dacchi37:20210805192418j:plain

この鞄を選んだ最大の決め手はこのサイズ感でした。これくらいデカい方が良い。なんせ今のご時世、中途半端なサイズのキャンバストートはどうしてもエコバッグに見間違われますからね。

 

レザーのハンドルと風合いたっぷりな肉厚な生地、それにこのサイズ感であればエコバッグと思われることはさすがに無いでしょう。

 

ただ、こんなにデカい鞄を持ち歩いていても大した物は入っていません。私は男性としては所持品が多い方ですが、それでも財布とスマホ、ハンドタオルに扇子、モバイルバッテリーやウェットティッシュが入ったポーチくらいなもので、正直中身はスカスカです。

 

それでもこの大きなトートは、飾りっけの少ない夏のコーデにアクセントを加えてくれます。アクセントというより面積的には主役級かもしれませんが。鞄の明るい色味を活かして、写真のように夏にしては暗めのコーデに合わせることが多いですね。

 

それにやっぱり、これだけの大容量なら街に買い物に出かけた時に、ちょっとしたシャツやパンツなら十分に収納可能です。

 

・・・結局エコバッグじゃねーか(笑)

 

まとめ

ちょっとデカすぎるかなと思うこともありますが、なんだかんだで夏になると登板機会が増えるバッグです。

 

実用的なサイズのキャンバストートの購入も考えていましたが、しばらくはこれ一本でいこうかと思います。

 

これからも汚れは気にせずタフに使って、レザーとは一味違う経年変化を期待しましょう。

 

今回は以上です。