早いもので、今年も残すところあと僅か。年を重ねるごとに一年が早く感じるとはよく聞く言葉ですが、30歳を過ぎたあたりからその事を実感する機会が増えたような気がします。あっという間にアラサ―という枠からははみ出してしまいそうです。(アラサ―の定義はよく分かりませんが・・・)
さて、今年最後の更新ということで、今回はいわゆるベストバイ記事を書いてみようと思います。ブロガー1年生なので、この手の内容は始めてになりますが、まずはここまでこぎつけたことを噛みしめつつ、今年を振り返りながら選んでみました。
選考基準を決めておこう
ランキング形式とはいえ、その結果は選者である私の主観でしかないのですが、一応選考基準は明確にしておこうと思います。
対象:2020年12月~2021年11月に自費で購入した紹介済のアイテム
さすがに今年12月に購入した物は評価が定まらないので、除外して代わりに昨年12月を対象期間に加えます。「自費」と定めたのはプレゼントを除外するため。モノ自体とはまた別の価値が入っちゃいますからね。また、ブログ上で未紹介のアイテムもいくつかありますが、ここでは対象外となります。
評価:満足度、コスパ、使用頻度の3項目合計点
- 満足度(10pt)
シンプルにそのアイテムを使用していて気分が上がるか。完全に主観による項目ですが、私にとって最も大事なことなので、他の項目より高い配点とします。
- コスパ(5pt)
お金持ちじゃないので、当然コストパフォーマンスも大事ですよね。素材やクオリティーに対して、価格の妥当性を評価します。セール等で安く購入出来た場合もポイントに影響します。
- 使用頻度(5pt)
どんなに良いものでも使わなければ宝の持ち腐れ、意味がありません。ただし、使用実績となると対象期間で浅い時期に購入したものが有利になるので、来年以降の期待値込みでの評価となります。
以上、3項目の合計点で評価していきます。なお合計点が同じ場合は、①満足度②コスパ③使用頻度の優先順位で該当項目の点数が高い方を上位とします。
年間ベストバイ TOP5
5位:エディフィス/イージースラックス
- 満足度 :5/10pt
- コスパ :3/5pt
- 使用頻度:5/5pt
- 合計 :13/20pt
なんら変哲もないグレースラックスですが、3月から10月初め頃までの期間に最も履いていたパンツだと思います。使用頻度の一点のみでランクインしました。このパンツのポイントはそれなりにきちんと見えるのにとにかく楽であること。化繊比率高めの生地にウエストゴム、ドローコードといままで敬遠してきた要素満載ですが、その利点を教えてくれた一着でした。
4位:ラルディーニ/テーラードジャケット
- 満足度 :7/10pt
- コスパ :3/5pt
- 使用頻度:3/5pt
- 合計 :13/20pt
おそらく今年最初に購入した洋服。秋冬物にしては珍しいウールリネンという生地の特性上、春先まで活躍するワードローブの中心選手です。ただ、さすがはラルディーニ。セールといえどもなかなかのお値段で、順位はそこまで伸びませんでした。
3位:麻布テーラー/オーダースーツ
- 満足度 :6/10pt
- コスパ :3/5pt
- 使用頻度:5/5pt
- 合計 :14/20pt
初めての利用となった麻布テーラーのオーダースーツが3位にランクイン。仕事用なので必然的に使用頻度で高ポイントを獲得しました。また、最初は明るすぎるかなと心配していたブルーの生地も周囲からも概ね好評で、着心地も良好なことから満足度の面でもそれなりの評価としています。
2位:ジェルマーノ/カーゴパンツ
- 満足度 :7/10pt
- コスパ :5/5pt
- 使用頻度:3/5pt
- 合計 :15/20pt
私にしては珍しいミリタリーテイスト強めのアイテムが大健闘の2位に。本格的な要素を兼ね備えながらも、どこか洗練されていてジャケットやシャツと好相性のパンツです。コーディネート幅を大きく広げてくれたという点は大きいですね。そして見逃せないのが圧倒的コスパ。もともとジェルマーノというブランド自体が、他のパンツ専業ブランドと比較してコスパが良いと評判ですが、幸運にもほぼ半額で購入出来たため、文句のつけようがありません。
1位:ブルックスブラザーズ/ブレザー
- 満足度 :9/10pt
- コスパ :3/5pt
- 使用頻度:4/5pt
- 合計 :16/20pt
本ブログをご覧いただいている方なら、大方ご察しの通りかと思いますが、今年の1位はブルックスブラザーズの永世定番・紺ブレザーです。購入の際にどのモデルにするか迷いに迷った結果でしたが、ド定番であるサージのマディソンフィットという選択は間違いなかったと今では確信を持っています。関連記事はいずれもアクセス数上位で、名実ともに現在の私自身と本ブログを象徴するアイテムとなりました。
まとめ(今年の総括)
変わり映えのない仕事に対して、私生活の面では色々と変化が大きい1年でした。その中の一つが急な思い付きで始めたこのブログ。なんの計画性も予備知識もなく走り出したので、すぐに頓挫するかと思いましたが、なんとかここまで続けてこれたのも、ひとえにこのブログをご覧いただいている皆様のおかげです。アクセス数は10月に初めて1万PVを達成して、その後も順調に右肩上りを続けるなど、自己満足で始めたブログとはいえ、多くの方に何らかの形で見ていただけるということは、やはり嬉しい限りです。
「トラッドマンに憧れて」といブログタイトルにある通り、私は以前からトラッド趣味に傾倒していましたが、今年に入りそれがより顕著になってきました。それはやはり、ブログを通して世間に発信することで、ある種の覚悟が決まったのだと思います。まぁ、覚悟なんて言うと少し大袈裟かもしれせんが、確かにそれに近いものは感じています。
自分の中で確固たるスタイルが決まったことで、今年はワードローブの強化に取組んだ一年でもありました。長く使えるものになら多少の出費は惜しまないという姿勢だったので、年間被服費はもしかすると過去一だったかもしれません。それでも今回のベストバイで1位に選出したブルックスブラザーの紺ブレしかり、その出費に見合う価値が十分にあるアイテムがワードローブに揃ったのではないかと思っています。一方で失敗だったと感じる買物もいくつか心当たりがあるので、今後は審美眼を磨いていくことが課題ですかね。
今回は以上です。
また来年も宜しくお願いいたします。良いお年を。