本日は大晦日。皆様どのようにお過ごしでしょうか。
予定より遅れてしまいましたが、今年最後の更新は昨年に続きベストバイ記事です。ついでに人気記事ランキングや1年間のPV数(アクセス数)なんかも載せていますので、宜しければ最後までお付き合いください。
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選考基準について
対象:2021年12月~2022年11月までに購入した紹介済のアイテム
評価:満足度、コスパ、使用頻度の3項目合計点
- 満足度(10pt)
シンプルにそのアイテムを使用していて気分が上がるか。完全に主観による項目ですが、私にとって最も大事なことなので、他の項目より高い配点とします
- 使用頻度(5pt)
どんなに良いものでも使わなければ宝の持ち腐れ、意味がありません。ただし、使用実績となると対象期間で浅い時期に購入したものが有利になるので、来年以降の期待値込みでの評価となります。
以上、3項目の合計点で評価していきます。なお合計点が同じ場合は、①満足度②コスパ③使用頻度の優先順位で該当項目の点数が高い方を上位とします。
なお、今回から各配点を0.5pt単位に変更しています。
年間ベストバイ TOP10
今年は例年になく購入品が多かったのでTOP10形式でお届けします。
第10位:HITOYOSHIのデニムシャツ
- 満足度 :5.5/10.0pt
- コスパ :3.0/5.0pt
- 使用頻度:4.0/5.0pt
- 合計 :12.5/20.0pt
今年はデニムやシャンブレーのシャツと多く縁があった1年でしたが、その中でも特によく着たのがこちら。艶感のある美しいデニム生地のシャツは本当に使い勝手がよく、ジャケットのインナーに迷った時に、とりあえずこれを選べば間違いと思う程に信頼を寄せています。タックイン・アウト両方に対応可能な絶妙な丈感も良い。
第9位:L.L.ビーンのボート・アンド・トート
- 満足度 :5.5/10.0pt
- コスパ :3.5/5.0pt
- 使用頻度:4.0/5.0pt
- 合計 :13.0/20.0pt
鞄選びの基準は雑に扱えることが信条の私にとって、ある意味ピッタリな大定番トート。特に夏場は大活躍でした。カジュアルな装いだけではなく、紺ブレとの親和性の高さも登板機会が増える要因です。
第8位:ベルウィッチのスコッチ
- 満足度 :6.0/10.0pt
- コスパ :3.5/5.0pt
- 使用頻度:3.5/5.0pt
- 合計 :13.0/20.0pt
極端なワイドテーパードシルエットとクラシカルな要素満載のディテールが特徴的なベルウィッチの人気モデル。個性が強いだけに着こなしが難しそうで、これまで私も敬遠してきましたが、実際に履いてみると思いの外コーデに組み込みやすく、またイージーな着用感故に今秋冬は八面六臂の活躍を見せています。イタリアブランド(しかも本国生産)の割りにはリーズナブルな価格も好印象。
第7位:マッキントッシュロンドンのダンケルドML
- 満足度 :6.5/10.0pt
- コスパ :4.0/5.0pt
- 使用頻度:3.0/5.0pt
- 合計 :13.5/20.0pt
本家マッキントッシュのダンケルドを彷彿させる王道のステンカラーコート。今までコットンのロングコートを持っていなかったので、春先や秋頃の着用を想定していましたが、その時期はほとんど出番はなく、一方で付属のライナーを取り付ければそこそこ暖かいので主に冬の気温が高い日用のアウターとして活躍しています。本来は10万円を超えるアイテムですが、購入時で既に1年型落ちしていたといたためか、ほぼ半額で手に入れることができたという経緯もあり、コスパの面で見れば非常に優れた買い物でした。
第6位:デンツのディアスキングローブ
- 満足度 :7.0/10.0pt
- コスパ :3.0/5.0pt
- 使用頻度:3.5/5.0pt
- 合計 :13.5/20.0pt
レザーグローブの特性上使用時期が限定される中、12月から2月頃にかけてはオンオフ問わずに外出時には必ず着用していた貢献度の高いアイテム。「世界一の手袋」と称されるデンツのレザーグローブは計算されたパターンとによって生まれる極上のフィット感、そして随所に見られる熟練した職人による手仕事を感じることができ、日々使用する度に少しだけ幸せな気持ちになっています。
第5位:ビルケンシュトックのツェルマット
- 満足度 :5.5/10.0pt
- コスパ :3.5/5.0pt
- 使用頻度:5.0/5.0pt
- 合計 :14.0/20.0pt
オフィスの内履きとして登用したこのサンダルは、間違いなく今年私が最も長時間使用したアイテム。それだけに当たり前の存在になりすぎて特別感はありませんが、たまに出先で来客用のスリッパを履くと強烈な違和感を覚える程、ビルケンシュトックご自慢のフッドベッドが私の足に馴染んでいます。アッパー素材がウール混フェルトなので、夏場はやや怪しい感じもありましたが、この1年間本当によく頑張ってくれました。それなりにダメージはありますが、来年もまだ現役で活躍するかと思います。
第4位:麻布テーラーのオーダースーツ
- 満足度 :7.5/10.0pt
- コスパ :3.0/5.0pt
- 使用頻度:4.0/5.0pt
- 合計 :14.5/20.0pt
前回に続きオーダーした麻布テーラーのスーツ。上級オプションにより、本バスの総毛芯で仕立てたこの一着は通常モデルとは全く違う身体に沿うような立体的な着用感となっており、期待していた以上の出来となりました。無地グレーのサキソニー生地というセレクトも我ながら秀逸だったと思います。
第3位:クロケット&ジョーンズのモールトン
- 満足度 :8.0/10.0pt
- コスパ :3.0/5.0pt
- 使用頻度:4.0/5.0pt
- 合計 :15.0/20.0pt
プライベートでは最も多く履いていた靴。検討に検討を重ねての購入でしたが、現時点で私が考えるカジュアルな革靴としてはベストな選択だったと思っています。サイズに関しては少し攻めすぎたかなと懸念もありましたが、今となってはしっかりと馴染み、満足のいくフィット感を得ることができました。
第2位:Valstarのヴァルスタリーノ
- 満足度 :10.0/10.0pt
- コスパ :2.5/5.0pt
- 使用頻度:3.0/5.0pt
- 合計 :15.5/20.0pt
ようやく手にすることができた憧れの逸品。第二回目にして満足度最高点をつけてしまうのも致し方なし。一方で私にとってはかなり高額なアイテムだったため、決してクオリティが見合ってないということはないのですが、コスパの面ではこのようになってしまいます。また、スエードブルゾンなのでどうしても着用に適した季節も限られてくるのですが、「一生モノ」としての将来性に期待を込めて評価しました。
第1位:リングヂャケットマイスターのジャケット
- 満足度 :9.0/10.0pt
- コスパ :3.5/5.0pt
- 使用頻度:4.0/5.0pt
- 合計 :16.5/20.0pt
「良いジャケットとはこういうものだ」と教えられたような、私にとっての価値観にまで影響をもたらした一着。区分としては春夏物ながら目付のしっかりとしたホップサック生地で、深めのブラウンということもあって11月頃まで着用可能なのも高評価なポイント。
このブログのアクセス状況について
PV数の推移
(Google Analyticsより)
2022年総PV数:350,174PV(2022年12月30日時点)
ブログ開設2年目となる今年は年間で約350,00PV、月平均だと約30,000PVという結果に。昨年12月が15,000PV程度だったので大健闘の数字なのですが、それまでの道のりは順調なものではありませんでした。
年明け早々に20,000PVをクリアして、次は30,000PVだと意気込んでいたところ、その後は長らく停滞。2万前半で頭打ちかと諦めかけていたら、秋口に入ると右肩上がりに転じ、今月(2022年12月)は集計期間を後1日残していますが、なんとか60,000PVに達する見込みです。
よく考えられるとこの傾向は昨年も同様で、装いが簡素になる夏場はPV数伸び悩み、ジャケットやコート、ニットが活躍する秋冬になると需要が急激に高まってくるというのが本ブログの特徴のようです。
そうとなれば、来年は春夏(特に夏)のコンテンツを充実させて、年間を通してある程度安定した結果を残したいところ。流石に月間10万PVは高望みしすぎですが、もう少しだけ上を目指してみます。
人気記事ランキングTOP5
■第5位【9,121PV】
季節を問わず上位で安定していた鎌倉シャツの記事がまずはランクイン。ここのシャツはもはや日用品という位置付けなので、わざわざ記事にしないことも多いのですが、今年も計5枚買い足しています。
■第4位【12,488PV】
ユニクロのカシミヤセーターはセール待ちの方が多いからなのか、感謝際や年末際の度に急上昇して気が付けばこの順位まで上がっていました。
■第3位【14,499PV】
長らく不動の1位だった本ブログの看板記事。1位・2位にランクインした記事の猛追を受け、つい先日3位にまで順位を落としています。
【関連記事】
7位にも関連記事が入るなど本ブログにおける紺ブレ人気の高さが伺えます。
■第2位【14,965PV】
全記事の中でも最も露骨にヒットを狙った記事が目論見通り人気を集めました。というのも、ブログ開設初期に書いてプチヒットした「タートルネックはいつまで着ても大丈夫か?」的な記事を「いつからいつまで」と改変(リライト)した内容だったのです。SEO対策という程のものではありませんが、どのような需要があるのかを考えることの重要さを改めて感じた次第です。
■第1位【15,143PV】
もともとはベストバイにも入っていたダンケルドMLのレビュー記事の補足的な位置付けでアップしましたが、まさかの単独でヒット。どうやら各4ブランド(本家・TWW・フィロソフィー・ロンドン)について、それぞれ単体で調べようとした際に上手く検索上位に引っかかっているみたいですね。いずれもアウターに定評のあるブランドなので、秋口から一気にPV数を伸ばして遂にトップにまで躍り出ました。
まとめ(今年の総括)
年間被服費が過去最高を大幅に更新するという代償を払いつつ、ワードローブの核となるアイテムを迎え入れることに成功した1年となりました。その筆頭が今回のベストバイでも1位・2位で名前の挙がった2つです。
来年はそれらを軸に、引き続き自分なりのトラッドスタイルを追い求める所存です。
一方で2年目を迎えたこのブログ運営の面でも非常に充実した1年でした。相変わらず更新ペースが覚束ない中、多くの方にご覧いただき、ことPV数に関しては開設当初に私が想定していた最大値を遥かに超える規模にまで成長しています。
そしてPV数全体の9割以上は検索による外部流入によるものですが、心の支えになっているのは、おそらく何名かはいらっしゃるであろう、このブログ自体を気にかけていただき定期的に訪れてくださる方々です。だからこそ不特定多数の目を意識しつつもよりコアでパーソナルなことだって書きます。この記事だって多分検索では引っかかることはないでしょう。
この場を借りてご愛読いただいている皆様にお礼申し上げます。
今回は以上です。
また来年も宜しくお願いいたします。良いお年を。