トラッドマンに憧れて

自分なりのトラッドスタイルを模索する30代のリアルな服・靴・時計etc…について

【2024年】年間ベストバイと今年の総括。

今年最後の更新は恒例のベストバイ記事です。物欲の自制を抱負に掲げながら、数多くのアイテムを迎え入れた充実?した一年となりました。それだけ順位付けにいつも以上悩まされたような気がします。

ついでに締め括りらしい内容も書いていますので、よろしければ最後までお付き合いください。

 

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選考基準

対象:2023年12月~2024年11月までに購入した紹介済のアイテム

 

評価:満足度、コスパ、使用頻度の3項目合計点

  • 満足度(10pt)
    シンプルにそのアイテムを使用していて気分が上がるか。完全に主観による項目ですが、私にとって最も大事なことなので、他の項目より高い配点とします

 

  • コスパ(5pt)
    お金持ちじゃないので、当然コストパフォーマンスも大事ですよね。素材やクオリティに対して、価格の妥当性を評価します。セール等で安く購入できた場合もポイントに影響します。

 

  • 使用頻度(5pt)
    どんなに良いものでも使わなければ宝の持ち腐れ、意味がありません。ただし、使用実績となると対象期間で浅い時期に購入したものが有利になるので、来年以降の期待値込みでの評価となります。

 

以上、3項目の合計点で評価していきます。なお、合計点が同じ場合は①満足度②コスパ③使用頻度の優先順位で当該項目の点数が高い方を上位とします。

 

年間ベストバイ TOP10

■第10位:五十嵐トラウザーズのデニムジーンズ

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  • 満足度 :7.5/10.0pt
  • コスパ :2.5/5.0pt
  • 使用頻度:2.5/5.0pt
  • 合計  :12.5/20.0pt

 

デニムジーンズ自体は複数本所有していますが、こちらはジャケットと合わせることを念頭に置いて購入した1本です。ドレスパンツのビスポークで名を馳せる五十嵐トラウザーズが手掛けるだけあって、流麗なシルエットは他と一線を画します。ただ、着用場面が限定さていること、デニムジーンズにしては高額であることが影響してこのような評価となりました。  

 

第9位:アレッサンドロルッピのモックネックニット

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  • 満足度 :6.0/10.0pt
  • コスパ :4.0/5.0pt
  • 使用頻度:3.0/5.0pt
  • 合計  :13.0/20.0pt

 

今春が同ブランドとの初めての出会いでしたが、その後一気に計4着(春夏×2・秋冬×2)も購入する程のお気に入りとなっています。イタリア製にして1万円台半ばのこなれた価格や絶妙なフィッテイングもさることながら、他ではあまり見られない独特な生地使いが推しポイントです。

  

第8位:ジョンストンズのカシミヤマフラー

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  • 満足度 :7.0/10.0pt
  • コスパ :3.0/5.0pt
  • 使用頻度:3.0/5.0pt
  • 合計  :13.0/20.0pt

 

カシミヤマフラーの代表格として名高いジョンストンズ。しっかりと打ち込まれた極上のカシミヤ生地は一度触れたらやみつきになります。いくつかサイズ展開のある中、扱いやすくて、適度にボリュームも出せる中判(WA56)は本当に絶妙でした。なお、1本目が23年12月の購入だったため、対象期間内で計2本となります。  

 

第7位:ラコステのL1212

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  • 満足度 :6.5/10.0pt
  • コスパ :3.0/5.0pt
  • 使用頻度:4.0/5.0pt
  • 合計  :13.5/20.0pt

 

毎年買い足し続けているマイ フェイバリット アイテム。ゆえに従来であればわざわざベストバイには挙げないのですが、今年買った2色が良すぎたのでランクイン。昨年買い逃したオフホワイトは他のアイテムと馴染みが良く、鉄板のネイビーは言わずもがな。オンオフ問わず、かなりの高頻度で着用しました。改めてラコポロの素晴らしさを実感した次第です。

 

第6位:リプロダクション オブ ファウンドのジャーマントレーナー

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  • 満足度 :7.0/10.0pt
  • コスパ :3.0/5.0pt
  • 使用頻度:3.5/5.0pt
  • 合計  :13.5/20.0pt

 

断然革靴派の私が数年ぶりに購入したスニーカー。異常なまでの本格志向で知られる同ブランドのジャーマントレーナーは、スニーカーに求めていた「クラシカルなルックスとそこそこの機能性」という条件を見事に満たしてくれました。私のワードローブで多数を占めるブラウンやベージュ系の服と相性の高い、黄みがかったオフホワイト(パンナ)という色味も重宝する理由となっています。

 

第5位:マッキントッシュのウェーバリー

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  • 満足度 :7.5/10.0pt
  • コスパ :3.0/5.0pt
  • 使用頻度:3.0/5.0pt
  • 合計  :13.5/20.0pt

 

子育てに適したトラッドアウターを考えるとポリエステルのキルティングジャケットが最適解でした。汚れや擦れに強く、インナーを着込めばある程度の寒さでも十分に戦えます。この冬、気が付けばこればかり着ているんじゃないでしょうか。 

 

■第4位:ジーニックのデニムジャケット

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  • 満足度 :7.0/10.0pt
  • コスパ :3.5/5.0pt
  • 使用頻度:3.5/5.0pt
  • 合計  :14.0/20.0pt

 

人生初のGジャン。カジュアルアウターの代表格のようなアイテムですが、ところどころでテーラードの手法が取り入れられており、醸し出す雰囲気と着心地は世間一般的にイメージするそれとは別物。スラックスや革靴とも合わせやすく、いつもの装いからアウターを変えるだけで新境地が楽しめると、気が付けば休日に着用する機会が増えていました。

 

■第3位:ファイブワンのオーダージャケット②

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  • 満足度 :9.0/10.0pt
  • コスパ :2.5/5.0pt
  • 使用頻度:3.0/5.0pt
  • 合計  :14.5/20.0pt

 

「冬でもコートいらずのジャケット」をコンセプトにオーダーした一着。憧れのフォックスブラザーズのフランネルは柔らかさの奥に芯があり、まさに仕立て映えのする評判通りの魅力的な生地でした。着用期間こそ限定されますが、目の詰まったがっしりとした生地なので、10年と言わず20年・30年先も着続けられることも期待できます。とはいえ1着のジャケットとして、私の中ではかなりの高額であったため、コスパの面ではこのように評価せざる得ませんでした。決して価格と見合ってないというわけではないですよ。      

 

■第2位:バーンストーマーのマッカーサー2

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  • 満足度 :7.5/10.0pt
  • コスパ :4.0/5.0pt
  • 使用頻度:3.5/5.0pt
  • 合計  :15.0/20.0pt

 

数年来物欲リスト入りしながら、なかなか縁のなかった名作ドレスチノをようやく購入。土臭さと上品さを高いレベルで両立させた稀有なパンツは幅広いコーデに見事嵌まりす。カジュアルパンツでありながらテーラード由来の手の込んだ作りがなされている一方で、約2万円という価格はコスパの点でも高評価となりました。

 

第1位:ファイブワンのオーダージャケット①

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  • 満足度 :8.5/10.0pt
  • コスパ :3.5/5.0pt
  • 使用頻度:4.0/5.0pt
  • 合計  :16.0/20.0pt

 

既にお馴染みとなったファイブワンでオーダーしたジャケットが今年の第1位。春先に完成した1着目の方です。仕立ての良さはさることながら、近年の日本の気候に合わせて春夏ではなく、春秋用として選んだくすみがかったグレージュの三者混の生地が大正解。結果として11月半ばまで着用する機会を得ました。また、自分で言うのも何ですが、生地の雰囲気が私自身のキャラクターに合っている気がするんですよね。比較的に褒めていただくことも多く、数多く所有するジャケットの中でもお気に入りの1つとなっています。

 

番外編:鎌倉シャツのオーダーシャツ

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当ブログでも登場機会の多い鎌倉シャツですが、実は今年は一度も記事で取り上げておりません。じゃあ、全くお世話になってないかと言うとそんなことはなく、今年は全てオーダーで4枚のシャツを作り、いづれも絶賛愛用中です。(上の記事は昨年オーダーした内容)

 

既製ラインと比べると当然割高で、他所のオーダー専門店と比べると自由度に欠けますが、それでもコスパの良さや利用しやすさの点において十分にアドバンテージがあると感じたので、今後も鎌倉シャツはオーダーを中心に使っていこうかなと思います。

 

このブログの状況について

以前は熱心にPV数を追っていた時期もありましたが、アクセス解析ツールのアップデートが上手く行えなかったことをきっかけに、今はそこまでの関心を持っていません。

 

そもそも昨年10月のGoogleコアアップデートの影響により、多くの個人ブログ同様にPV数が激減してしまい、それが今年に入っても継続していましたので、数字に固執しているようだと気が滅入って、ブログ継続のモチベーションを保てなかったかも。

 

なので、今は検索流入よりも徐々に数が増えてきたと実感している固定読者の方により楽しんでいただける内容を意識しています。ありがたいことにコメントやDMを頂く機会もあり、こうしたブログを介したコミュニケーションも大切にしていきたいですね。

 

ただ、理由は不明ですが、どうもここ数カ月でPV数が以前程ではないにしろ、回復傾向にあるようなので、様子を見つつ、マス層にもアピールして新しい読者を獲得できればと考えています。まぁ、あくまでも欲は出しすぎないように。そこそこに。

 

まとめ(今年の総括)

とにかく私生活の面では子供が生まれたことが大きかった1年でした。新米パパ奮闘中です。それにより単なる趣味のブログに割ける時間は限られてくるのですが、それでも思ってた以上になんとかやれてます。自由に使える僅かな時間をほぼブログに充てているので、そんな情熱があることに自分でも驚いちゃいました(笑)。

 

服は変わらず買ってます。休日は子供と過ごす前提となり、服装も今までと全く同じとはいかないので、それにかこつけて、ワードローブに不足しているカジュアルアイテムを色々と揃えている最中です。とはいえドレス方面は仕事で使うので、結局買っちゃうんですけどね。

 

それと今年の購入品を眺めているとリピ買いしているアイテムが多いことに気づかされます。全く同じ物を買い足して紹介するのは、ブロガーとて如何なもかとも思いますが、それだけ自分の好みがより明確になってきたということ。チャレンジも大切ですが、そんな偏愛を語るのも悪くはないでしょう。

 

この記事も本当なら余裕を持って28日頃には公開したかったのですが、こうして大晦日の早朝に駆け込みで書いています。こんな調子ですが、無理なく続けていこうと思いますので、どうぞ来年も当ブログをよろしくお願いいたします。

 

では、皆さん良いお年を。