
オンオフ問わずに着用機会が多く、トラッド派にとってポロシャツはまさに夏の主役といっても過言ではありません。
そんな何気なく着ているポロシャツですが、ボタンをどこまで留める(開ける)べきか悩んだことが一度ぐらいはあるのではないでしょうか。
今回は「ポロシャツのボタンはどこまで留めるのが正解?」という疑問について、パターン別に私なりの考えを述べていこうと思っています。どうぞご覧ください。
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【パターン別】ポロシャツのボタンはどこまで留めるべきか検証
ポロシャツ1枚で着る場合

第一ボタンを開ける
ジャストサイズのポロシャツをトップスとして1枚で着る場合、第一ボタンは外していること多いですね。夏場にポロシャツを着る理由が暑さを凌ぐためである以上、全てのボタンを留めて首元が詰まっていると体感的にも見た目的にも暑苦しくなってしまう可能性があります。そう考えると一番上のボタンは外しておく方が至って自然です。

全部のボタンを留める
また、このように一番上までボタンを留めた場合、暑さの問題以外に印象としてカッチリしすぎている、若しくは小洒落たシティーボーイ感(メンズ ファッジ的な)が強くなりすぎてしまうことがあるので、コーディネート全体としてどういう方向を目指しているのかを考慮する必要があります。私自身としてはそういう装いも嫌いではないので、真夏以外であれば全留めを選ぶこともありますね。

2つ以上のボタンを開ける
一方で2つ以上のボタンを外すことはおすすめしません。一見すると涼し気で悪くはなさそうですが、必要以上に胸元が開きすぎると着用者本人の色気が伴っていないとなかなか様になりません。そして私を含めてそれが似合う日本人は稀でしょう。
ゆったりめのサイズで着る場合

全部のボタンを留める
前項ではジャストサイズのポロシャツを選んだ場合のお話でしたが、それよりもサイズを上げてゆったりめ、オーバー気味に着るのであれば第一ボタンまで留めるのも良いかと思います。物にもよりますが、身幅や着丈が大きいとその分ネック周りにも余裕があることが多いので、見た目や着心地の上での窮屈感はいくらか軽減されるはずです。また、ルーズなシルエットだとカジュアルな印象が一層強くなるので、全てのボタンを留めることで上品さを加えてバランスを取ることができます。

第一ボタンを開ける
このフィッテイングで第一ボタンを開けるとちょっとラフすぎるかなというのが個人的な感想ですかね。
ジャケットのインナーとして着る場合

全部のボタンを留める
ポロシャツをインナーとして使うことでジャケットスタイルのカジュアルダウンにも役立ちます。その際にはボタンを全て留めることが多いですね。トップスとして1枚で着る時と違い、ジャケットを羽織る時点で気温もそこまで上がり切ってはいないはずなので、暑苦しさ云々をそこまで考える必要がありません。
また、ジャケットスタイルだとある程度ドレス要素も高くなるので、首元が詰まっているのはむしろ好相性。襟の位置も固定されてジャケットへの収まりも良くなります。もちろん少し着崩したい時などに第一ボタンを開けることはありますが、ジャケットにポロシャツを合わせる時は基本全留めです。
台襟付きのポロシャツの場合

シャツの台襟
一般的なドレスシャツではこのように襟の土台となる首周りを覆う帯状のパーツが備わっています。台襟と呼ばれる箇所になるのですが、これがあることによって襟が立ち上がり、ネクタイも通しやすくなります。

一方でポロシャツの場合はこの台襟が省かれていることが多いのですが、一部のドレス仕様のポロシャツでは台襟付きも見られます。私は基本的に台襟なししか選ばないので、手元に持っていないため参考画像になりますが、ラコステの「Paris Polo」(上参考画像)などがそれに該当します。
台襟付きのポロシャツはドレスシャツのように首元が詰まるので一般的に第一ボタンは留めません。シャツをノーネクタイで着る時を考えると分かりやすいですね。
ニットポロの場合

全部のボタンを留める
ここまでは馴染み深い鹿の子素材のポロシャツを前提に話を進めてきましたが、ジョンスメドレーに代表されるようなニットポロだと若干事情も変わってきます。
鹿の子ポロと違いニットポロはドレス度がグッと上がるので、一番上のボタンまで留めておいた方がしっくりきます。確かに暑いのは暑いですが、鹿の子より機能性が劣るニット素材を選ぶ時点でそこはある程度割り切っています。基本的には長時間炎天下に晒されるような日には選びません。

第一ボタンを開ける
また、第一ボタンを開けた際に張りのある鹿の子生地と違い、柔らかいニットだと自重で襟が開きすぎて少しだらしない感じになるのもあまり好きではありませんね。ここは人によって意見が分かれそうですが。
まとめ
ポロシャツのボタンについて、私なりに思うことをつらつらと書いてみました。
色々と理屈っぽく書いていますが、結局は感覚的なところが大きいので、私自身が実際に着る時も違うことも多々あります。
あくまでもここで挙げた内容は考え方の1つとして留めていただき、最終的には鏡の前に立ってしっくりくる方を選んだ方が良いでしょう。同じポロシャツでも合わせるパンツや靴、そしてTPOによっても変わってくると思うので。悩んだら理屈より直感ですよ。
今回は以上です。