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今年もリピ買い!Alessandro Luppi(アレッサンドロルッピ)のタートルネックをレビュー!

昨年計4着も購入したAlessandro Luppi(アレッサンドロルッピ)のニット。このご時世にしてリーズナブルな価格、圧倒的なカラバリ、他にはない珍しい生地感、絶妙なフィッティングとお気に入りポイントは多岐に渡ります。

 

春夏の購入は見送りましたが、今季はちゃっかりと買い足しています。素材は昨年同様にウールのハイゲージニットですが、これまでのモックネックとは違いタートルネックとなります。

 

基本的なところは変わっていなかと思いますが、改めてご紹介していきます。どうぞご覧ください。

 

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アレッサンドロルッピについて

イタリア中北部レッジョーロで数多くのOEMを手掛けてきたニット専業ファクトリー「MAGLIERIA SONIA」のオリジナルブランドとして2000年代後半にスタート。ブランド名はファクトリーの社長でデザイナーでもあるアレッサンドロ ルッピ氏に由来するそうです。 

 

ジョンスメドレーやザノーネ、ドルモア辺りと比較すると知名度は大きく劣りますが、それらと引けを取らない確かなクオリティと最近のインポートブランドの中では出色のリーズナブルな価格設定で服好きの間で俄かに注目を集めています。

 

アレッサンドロルッピのタートルネックをレビュー

概要

アレッサンドロルッピの看板アイテムはモックネックになるのですが、昨年4着も購入した反動もあってか今年はタートルネックの気分でした。

 

モックネック同様にカラーバリエーションが充実しており、今季は27色が用意されています。その中で私が選んだのは「フォレストグリーン」と名付けられた発色の良い鮮やかな緑。新色みたいですね。グリーン系となればオリーブやカーキのようなくすみカラーを選びがちですが、きれいな色味に惹かれました。

 

参照:【楽天】粋な着こなし|イタリアブランドのセレクトショップ

 

ただ、どうも写真だと上手く映らないので、購入先の「粋な着こなし」から画像をお借りします。どちらかというと深みのある緑ですが、彩度は高い色合いになるかと思います。実物はさらに色が強いので、色合わせが少し難しいかなという印象も受けましたが、アースカラー全般との相性は悪くなさそうですね。

 

ウールのハイゲージニットながら、ややざらついた手触りでハリコシのある質感が特徴。柔らかくて繊細なニットも好きですが、この頑丈さが今は頼りになります。インナー使いに最適なほどよいスリムフィットも健在です。

 

販売価格は15,950円。イタリア製ニットとしてはもはや他では見られない価格となっています。昨年より値上げしているとはいえ500円程度。定番のインポート物は気が付けば1万円以上値上がりしているなんてこともザラですが、そんな中で1万代半ばを堅持してくれているのは本当にありがたいですね。 

 

「粋な着こなし」の場合は定期的にあるクーポン配布やポイントアップのタイミングを合わせれば実質1万ちょっとで買えちゃいますよ。

 

ディテール

イタリアの名門ゼニア・バルッファ社が独自に手掛けているキャッシュウールを使用。厳選されたエクストラファインメリノウールを紡績から加工染色まで一貫して行うことにより、ニット生地に仕上がった際の発色の良さに定評があります。

 

いわゆるハイゲージニットのレンジの中では厚手の12ゲージ。それによりハイゲージニットならではの美しい光沢を持ちながら、ハリコシのある質感を実現しています。

 

ちなみに防縮加工がなされているため自宅での手洗いも可能となっているようです。

 

ネック高は高すぎ低すぎずな15.5cm。確かユニクロのメリノセーターが同じ数値なはずなので、一般的な高さと思っていただければよろしいかと思います。首元の締め付け具合もしっかりとしています。

 

ネック同様に袖や裾のリブもテンションは強め。個人的には嬉しいポイントですね。

 

サイズ感とシルエット

       

身長173cm 体重65kg 標準体型の私が選んでいるのはサイズ46。イタリアのニットブランドは身幅・着丈共ににコンパクトに作られていることが多く、大体はサイズアップして購入することになりますが、アレッサンドロルッピの「NEW SLIM FIT」はその辺の塩梅が絶妙。インナーとして使いやすいすっきりとしたシルエットでありながら、ボディラインを拾わない程度に適度なゆとりのある設計となっています。丈感もちょうどいい感じですね。

 

コーディネート

アウター:Valstar(ヴァルスター)

ニット:Alessandro Luppi(アレッサンドロルッピ)

パンツ:HAND ROOM(ハンドルーム)

シューズ:CROKETT&JONES(クロケット&ジョーンズ)

 

真っ先に思いついたのがブラウンのスエードブルゾンを合わせた装い。アースカラー同士というのもありますが、色の調子がよく合っています。こちらでも写真の色味が上手く出ていないのが残念。  

 

ジャケット:BROOKS BROTHERS(ブルックスブラザーズ)

ニット:Alessandro Luppi(アレッサンドロルッピ)

パンツ:BARNSTORMER(バーンストーマー)

シューズ:CROKETT&JONES(クロケット&ジョーンズ)

 

意外と良かったのが紺ブレとの組み合わせ。ダークトーンにきれな緑がよく映えています。

  

まとめ

今季はタートルネックを買い足したアレッサンドロルッピのハイゲージニットをご紹介しました。

 

服屋の店員さんに「どこのニットですか?」と聞かれることもあり、そこでアレッサンドロルッピの名前を出しても全くピンときていない反応を見るあたり、本当にまだ知名度はないんだなと実感しますが、私としては自信を持っておすすめできるブランドですね。

 

もちろんお金に糸目をつけなければ、いくらでも良いものは手に入るのでしょうが、限られた予算でやり繰りする私のような小市民にとっては有力な選択肢となります。(ハイゲージニットに4万、5万は出せません・・・)

 

実店舗での取り扱いをほぼ見かけないのはネックですが、本文でも触れたと通りサイズ感には癖がないので、そこは安心してネット購入してもらって大丈夫かと思います。

 

今回は以上です。