皆さんジャケットスタイルのインナーはどうされていますか?
最適解はシャツで間違いないのでしょう。
ただ、ジャケットと合わせる時にタックアウトはイマイチしっくりこず、タックインするとカッチリ感が強すぎて休日だと場所を選ぶ・・・シャツの種類にもよるのでしょうが。
なので、私のジャケットスタイルのインナーは春夏がポロシャツ、秋冬がタートルネックまたはモックネックが基本となります。
もろろん組み合わせとしては好きなのですが、さすがにワンパターン過ぎるのでたまにはいつもと違うインナーを合せたくなります。
スタンドカラーシャツ、モックネックのカットソーなど試していますが、今回はロングスリーブTシャツです。
ジャケットのインナーにクルーネックはNG!?
ジャケトとTシャツの組み合わせは完全に市民権を得ていると言えるかもしれません。
ファッション指南の類のYou TubeチャンネルやブログでもジャケットのインナーにTシャツが推奨されている内容をよく見かけます。
一方で首の皮脂がジャケットの襟裏を汚すので、インナーにクルーネックはNGという方は多いのではないでしょうか?
私もそうです。
1日着用した白シャツの襟裏を見たらよく分かりますね。
あの汚れがジャケットに付くのです。ちょっと厳しいですよ。
シャツなら都度洗濯機に放り込むだけでよいですが、ジャケットを毎回クリーニングに出すわけにはいけませんからね。
個人的には襟と同じ理由で、袖裾が汚れないようにジャケットのインナーにはできるだけ半袖を避けるようにしています。
本格的に暑くなれば別ですが。
ジャケTって?
昨年からナノ・ユニバースが展開する、名前の通りジャケット用のTシャツです。
[rakuten:0101marui:11741968:detail]
[rakuten:nano-universe:10084143:detail]
最大の特徴は襟回りの前方は普通のクルーネックで後側がモックネックのように立ち上がっていることです。
半袖と長袖を選ぶことができて、カラーはホワイト・ミディアムグレー・チャコールグレー・ブラックの4色展開です。
今回は長袖のホワイトを購入しました。
価格は4,400円(税込)ということで、ユニクロと比べたらだいぶ割高ですが、セレクトショップオリジナルのTシャツとしては良心的な価格だと思います。
ファッション雑誌の「MEN’S CLUB」で取り上げられたりして話題になっていたので私も存在は知っていましたが、「少し後ろ襟が高い程度じゃ、どうせジャケットに肌が触れるんでしょ?」と斜に構えていました。
そして試してみようと思った頃にはほぼ売り切れ状態。
春のジャケット用にモックネックカットソーを物色していたところ、ジャケTの存在を思い出し、ナノ・ユニバースへ向かい購入に到りました。
ジャケTのディテール
襟
リブの幅が手前から徐々に太くなっていることが分かります。
リブの最も浅い位置で1.5cm、高い位置で4cm。
こうやって見ると結構差がありますね。
袖
袖口はリブがないタイプですが、程よい丈感とあいまって腕時計の収まりが良好です。
個人的に結構気になるポイントです。
素材、透け感
素材はコットン100%ですが、使用される糸にシルケット加工と呼ばれるシルクのような質感を生む特殊加工が施されています。
そのおかげで、つるっとした手触りと光沢があります。
あまり好きな言葉ではありませんが、「高見え」する生地となっています。
厚手ではないので、白Tの宿命で多少の透け感はあります。
私はTシャツやポロシャツであっても必ずインナー(肌着)を着るので気になりませんが、下に何も着ないのであれば乳首透けは避けられないかもしれません。
着用したらこんな感じ
身長173cm/体重65kg/肩幅44cmの私はMサイズを購入しました。
ジャケT単品で
そもそもこれ一枚で出歩くことはないでしょうが、参考までに。
ジャケット着用 前から
好みの問題もありますが、タックアウトした時のインナーの着丈は私的にこれくらいが理想的です。
ジャケットの袖からわずかにTシャツの袖が覗く丈感も良好です。
シャツの場合はジャケットの袖口から1~2cm出るくらいがベストと言われますが、ロングスリーブTシャツの袖が1cm以上出ていたら少しだらしない印象になります。
比較として下の写真では、定番のユニクロUのクルーネックT(半袖)を着用しています。
シーズン毎にサイズ感が調整されているので、今シーズンのモノの場合は分かりませんが、ジャケTと比べると同じMサイズでも着丈がかなり長いですね。
本来ジャケットのデザインはシャツをタックインして着る事が前提なので、あまりにも着丈が長いインナーは違和感があります。
ジャケット着用 横から
ジャケTのリブがジャケットの襟回りより少したげ高いので、ダイレクトな皮脂汚れの付着を防いでくれます。
ジャケット着用 後ろから
後ろから見るとジャケTの襟回りが少しだけ覗かせています。
横から見た時も同じですが、ジャケTの首回りが露出するのは、ジャケットの襟を正した時だけであり、普通に動いていると中に隠れてしまいます。
見た目的にあまり飛びていない方が良いのですが、皮脂汚れの付着を防ぐという機能性の観点からしたら微妙なところではあります。
まとめ
ジャケットスタイルの幅を広げるために、敬遠していたクルーネックにも挑戦してみました。
ジャケットへの皮脂汚れの付着から守るということに関しては、襟付きのシャツやポロシャツには劣りますが、一般的なクルーネックのTシャツと比べると段違いに保護能力は優れていると感じました。
高額なジャケットには少し気が引けますが、このジャケTを使ったジャケットスタイルは十分にアリだなと思います。
また、最初は襟回りのことだけが気になっていましたが、光沢のある素材感や絶妙な着丈・袖丈には満足しています。
あくまでも襟付きやタートルネックが基本とは思っていますが、選択肢の一つとしてこのジャケTもおすすめできます。
今回は以上です。
では、また。