トラッドマンに憧れて

自分なりのトラッドスタイルを模索する30代のリアルな服・靴・時計etc…について

柄物のセーターが気になるというお話。

夏のポロシャツ以上にヘビーユーズしている秋冬のニット。

 

この時期になるとジャケットやコートのインナーはニット一択といえるほどに重宝していますが、そのほとんがハイゲージで無地の素材となっています。

 

今の私のスタイルを考えれば当然のことなのですが、最近はどうも柄物気になる・・・

 

ざっくりとした厚手のローゲージに鮮やかな柄のセーターの上から、さらっとコートを羽織る。そんなスタイリングに憧れているというお話です。

 

ちなみに、「ニット」と「セーター」という言葉は厳密にはそれぞれ意味が違うものの、実質同義語として使われているかと思いますが、私的にはハイゲージなどキレイな見た目のものがニット、ローゲージや柄物などほっこりするようなカジュアルなものをセーターと呼びがちなので、ここでの呼称はセーターに統一しておきましょう。

 

基本はやっぱり無地だけど・・・

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冒頭でも触れましたが、私の場合ニット類はあくまでもインナー使いが中心となり、コーデの主役とはなり得ないので、やはり基本は無地で間違いありません。特に私はグレンチェックやガンクラブチェックのジャケットばかり着ているので、必然的にインナーのニットは無地を選ばざるえないのです。

 

しかし、コートの季節になれば話は別です。ジャケットとは打って変わって、所有するコート類は全て無地。そうなればインナーに柄物のセーターという選択肢も大いにアリでしょう。それに、コートはジャケットと違って室内では必ず脱ぐことになるので、コートなしの状態もある程度想定して、主役級のセーターが欲しいと思っている次第なのです。まぁ、それは柄物である必要はないのですが・・・。

 

もう一つ柄物のセーターに魅力を感じるのは、ノルディックやフェアアイルなど一般的にセーターでしか使われない北欧・英国由来の伝統的な模様の存在にあります。チェックを始めとしたトラッドな柄物好きとしては、どこか惹かれるものがあるんですよねー。

 

気になる柄物セーターをいくつかご紹介

コーヘン

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参照:MEN_NORDIC KNIT SWEATER - COOHEM|ONLINESTORE

 

山形の老舗ニットメーカー・米富繊維株式会社が展開するファクトリーブランド・COOHEM(コーへン)。ブランド名の由来にもなっている「交編」という言葉通り、異なる素材を組み合わせたニットアイテムを得意としていますが、このノルディック柄のセーターにもウールをベースにモヘアやコットン、ナイロンなどが編み込まれて、複雑で奥深い表情を見せてくれます。まさにコーデの主役級の一着です。

 

バトナー

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参照:Men MOHAIR NORDIC TURTLE NECK Navy - BATONER|ONLINE STORE

 

同じく山形のファクトリーブランド・BATONER(バトナー)からはウール・モヘヤ・アルパカの三者混のタートルネックセーター。毛足が長くふんわりとしたセーターを着ると優しい人になれそうです(笑)。それにしても、私はこの手のノルディック柄が好きみたいですね。

 

ブルックスブラザーズ

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参照:メリノウール フェアアイル/アランケーブル クルーネックセーター (オートミールマルチ)|Brooks Brothers Japan(ブルックス ブラザーズ ジャパン)

 

ブルックスブラザーズからは、フェアアイル柄とアランケーブルの合わせ技のセーター。少し難易度は高そうですが、冬のコーデであまり使われないホワイト系のニット生地に、鮮やかな青と赤の柄はよく映えます。

 

ラルフローレン

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参照:30周年記念 Polo ベア セーター ニット/セーター/クルーネック/ウール/カシミア/コットン | ラルフ ローレン公式オンラインストア

 

ポニーロゴと並ぶラルフローレンのアイコン、ご存じポロベアのセーター。他とは毛色が異なりますが、ネタじゃなくてマジですよ。こういった可愛らしいデザインは20代の頃よりも30代になった今の方が逆に似合うのかなと。画像のようにBDシャツをインして、スラックスと革靴を合わせてからウールのコートを羽織れば、大人着てもなかなか様になるような気がします。それにしても、このポロベアの刺繍は本当に丁寧でクオリティーが高いんですよね。実物を近くで見たらよく分かります。その代わりにお値段もそれなりなんですけどね。

 

まとめ

柄物のセーターが最近気になっているという小話でした。

 

正直着こなせる自信もそこまでないので、あまり高価なものには手を出しずらいのですが、厚手のセーターは如実にクオリティーの差が出るんですよね。特に柄が入ればなおさらです。ユニクロあたりがベーシックなノルディック柄のセーターとかを取り扱ってくれれば面白いのですが、あまり需要がないせいか、その気配は感じられません。

 

ちなみに私が唯一所有する柄物のセーターは2年前にJWアンダーソンとのコラボでユニクロがリリースした、ノルディック柄タートルネックセーターです。デザインは気に入っていますが、ラムウールがあまりにもチクチクとしたため、結局あまり着用していません。現行インラインのラムウールは質感が随分と改良されたようなので、是非とももう一度挑戦してもらいたいですね。

 

今回は以上です。