トラッドマンに憧れて

自分なりのトラッドスタイルを模索する30代のリアルな服・靴・時計etc…について

エディフィスのイージースラックス 春夏のパンツにどこまでお金かけられますか?

先日エディフィスで購入した、イージースラックスをご紹介します。

 

春夏だってきれいなスラックスを履きたい!

暑い日もさらりと快適で、ケアだって楽なのがいい!

でも、そんなにお金はかけられない…

 

このスラックスが私なりに導いた妥協点です。

baycrews.jp

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春夏のパンツにどこまでお金をかけられますか?

お金に余裕のある方はこんなこと考える必要はありませんが、私のようなしがないサラリーマンはある程度優先順位をつける必要があります。

 

コーディネート全体で考えたとき、どこにお金をかけるべきかというと、アウター(ジャケット・コート) と靴、あと人によっては時計でしょうか。

 

男はファッションも下半身(!?)が大事と言われる通り、パンツを疎かにすることはできませんが、ジャケットや革靴と比べるとどうしても消耗品としての側面が強く、特に生地が薄手でクリーニング頻度も高くなる春夏モノはなおさらです。

 

無地グレーのスラックスは男性のワードローブの必須アイテムでしょう。

ジャケパンスタイルのみならず、あらゆるコーディネートを支える万能品です。

 

秋冬用であれば、インコテックスのN35という定番モデルを所有しており、履き心地・シルエットとも抜群でとても気に入っているのですが、定価が4万円近くもします。

 

同モデルの春夏用もありますが、ポリエステルが50%以上混合されているにも限らず価格は秋冬用とほとんど変わりません。

 

履き心地も大切にしたいので、春夏モノに関しては化繊混合を否定するつもりは全くありませんが、やはりウール100%のサキソニー生地(秋冬用)と比べると割高感はは否定できません。

 

とはいえ、セレクトショップオリジナルの1万円前後のスラックスは化繊オンリーかコットン生地がほとんどです。

 

化繊だけだとどうしても風合いが"いかにも"な感じになってしまいます。

履き心地は楽で良いのでしょうが…

 

コットンスラックスはそれはそれで良いのですが、いま探しているドレスライクなスラックスとは違います。

 

色々物色している最中にエディフィスの店頭で見つけたのが、今回購入したスラックスです。

 

今所有しているパンツの中で、エディフィスのモノは今回のスラックスも含め4本になりました。

 

エディフィスはフレンチトラッドをテーマにしたセレクトショップですが、個人的にさほどフランス要素を感じることはなく、専らパンツ屋さんのイメージが強くなってきたいますw

 

4本のパンツは全て細身のテーパードシルエット、ノープリーツのスラックスという特徴が共通しているので、無意識に私の感性に響く何かがあったのでしょう。

 

最近の趣味的にはワンプリーツの方が良かったのですが、まぁ妥協できる範囲内です。

 

イージースラックスのディテール

素材

レーヨン 34%、ポリエステル 33%、ウール 27% ポリウレタン 6%

 

主素材のレーヨンは紙と同じ木材パルプが原料となる再生繊維です。

もともと高価なシルクの質感を人工的に模した素材なので、他のか化学繊維にはない光沢やドレープ感があります。

そのおかげか、化繊比率が7割以上にもかかわらず品の良さを損なうことはありません。

最初手に取ったときは、ウール60%ポリエステル30%ぐらいかなと予想してましたが、全然違いました。

 

ポリウレタンも配合されているので、多少の伸縮性もありますが、そこを期待するパンツではないので、オマケ程度の要素と思ってください。

 

春夏用ということもあり、薄手の生地でサラッとした履き心地も快適です。

真夏でも全く問題ないでしょう。

エスト回り

個人的にはあってもなくても良いのですが、ドローコード付きです。

蝶々結びをするとだいぶ短くなるので、タックアウトしたシャツには完全に隠れます。

腕を上げた時などに、裾が引っ張られて先端の金具がチラ見する感じするです。

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このパンツの正式名称は「TRW  2WAY トロイージーパンツ」です。

2WAYの由来はドローコードを垂らすことも、ドローコードを中にしまいベルトルーフにベルトを通してシャツをタックインして着ることもできるためだそうです。

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ドローコードは完全に引き抜く必要はなく、内側に向けて垂らすことも可能な仕様となっています。

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後ろ

個人的にはあまり必要ではない要素ですが、後ろはウエストゴム仕様です。

ショップの提案としてベルトを通してタックインも可能とのことですが、個人的にはタックインしたときに後ろからゴムの部分少しでもが見えるのは、ちょっとダサいのでNGです。ジャケットを絶対に脱がないのなら良いですが。

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裾は最初からダブルで処理されている仕様です。

一般的な体系の方であれば直しは必要ないでしょう。

ダブル幅は一般的と言われる4.5cmよりやや短い4cmです。

いわゆる9分丈なので、このくらいが丁度良いと思います。

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着用イメージ

ローファーと

腰回りに程よいゆとりがある、キレイなテーパードシルエットです。

9分丈なのでソックスをフットカバーにしてローファーを合わせると春らしい軽やかさが演出できます。

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こちらは横から。

くるぶしが半分くらい隠れるラインです。

これ以上短いと少し印象悪いですね。チャラいというか…

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チャックテイラーと

大定番・コンバースのチャックテイラーとの相性も良好です。

イカットの丈感って結構難しいんですよね。

裾がもたつくと急に野暮ったくなるので。

アンクルパッチ(★マーク)もキレイに見えますね。

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カラーバリエーション

カラーはブラック・グレー・ベージュ・ベージュBの4色展開です。

私は最初からグレーを探していたので、グレーを購入しましたが、どちらというとチャコールに近い色味なのでもう少し明るい方が良かったなとは思いました。

 

グレー以外に気になったのが、ベージュBと表記されるエクリュカラーです。

エクリュとは生成りコットンのような、ややくすんで黄みがかった淡いホワイトです。

 

オフホワイトやベージュともまた違ったこの色味が素晴らしく、グレーのスラックスを買うという目的を忘れそうになりましたw

 

いつもとは違うカラーのスラックスを探している方にはおススメです。

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まとめ

価格は14,300円とそこまで安くはありませんが、他のセレクトショップにあるような1万円前後の化繊100%のスラックスを選ぶくらいなら、ユニクロのEZYアンクルパンツで十分ではないかと思います。

 

ウール混合のスラックスとなれば、このくらいの価格からになってくるのでしょうか。

 

コーディネートがカジュアルになりがちな春夏こそスラックスを積極的に取り入れたいですね。

 

今回は以上です。