ちょうど1年ぐらい前に投稿した記事の中でラルフローレンのポロベアセーターが気になっていると書きましたが、その熱は今でも残っているので、どうやら一過性のものではないようです。
いい大人のくせして、テディベアがデカデカと刺繍された服に興味を示すなんて正気かよと思われそうでもありますが、なんとも不思議な魅力があるんですよね。
そんなポロベアについて。
【関連記事】
ポロベアとは?
参照:https://www.pinterest.jp/pin/82401868170133575/
ポニーロゴと並んでラルフローレンのアイコン的存在となっているポロベア。その歴史は1991年にドイツの高級ぬいぐるみブランド「シュタイフベア」と共同制作した、洋服を着たテディベア「プレッピーベア」を200体限定で発売したことに始まります。
プレッピーベアは即完売する人気となり、それを受け翌年には星条旗のセーターを着たポロベアが手編みされたニットを発売、以降は定番としてラインナップされ続けています。
参照:Polo ベア ウール セーター | ラルフ ローレン公式オンラインストア
育ちの良いアイビーリーガーからストリートファッションに身を包むラッパーまで幅広い層に愛されるようになったポロベアのセーターですが、正直着こなすのはかなり難しいアイテムです。
上の画像のようにボタンダウンシャツをインして合わせるとトラッドな雰囲気が増してカッコいいなと思うのですが、それは海外のモデルさんだからであって、平均的な30代日本人男性の私ならどうだろうか・・・。似合うイメージは全くないですね(笑)。
ならば今後も私にとって縁のない代物なのかといえば、実はそうでもないかもしれません。
というのもこのポロベアセーターってある程度の年齢を重ねて風格を纏った男性こそ似合うと思うんですよね。似合うというよりは若造よりは多少マシという方が正しような気もしますが・・・。
ともかくギンガムチェックのシャツ然り、チルデンニット然り可愛らしさのあるアイテムはおっさんの渋みで上手く中和されるのです。
だから今の私にはまだ早い。2~3年後とかでも無理だと思います。先日街中で見かけたポロベアセーターの上にダッフルコートを羽織った白髪混じりの紳士のように、せめて40代を迎える時にはこれが似合う男でありたいと思う次第です。
このキラーアイテムを着こなしてこそ一人前ですよ。好き嫌いはかなり分かれるとは思いますが(笑)。
【2022年版】ポロベアギャラリー
私にはまだまだ早いポロベアセーターですが、今年も様々なバリエーションが揃っています。ここではその中から一部をピックアップしてご紹介します。
参照:Polo ベア コットンリネン セーター ニット/セーター/クルーネック/ウール/カシミア/コットン | ラルフ ローレン公式オンラインストア
初代ポロベアセーターでも採用されたという星条旗のセーターを着たポロベア。比較的シンプルなデザインなので、いくらか使い勝手は良いかもしれません。
参照:Polo ベア セーター ニット/セーター/クルーネック/ウール/カシミア/コットン | ラルフ ローレン公式オンラインストア
ブレザーを軸にしたプレッピーなアメトラスタイルで決めたポロベア。あえてこの上からブレザーを羽織ってマトリョーシカ的な着こなしに挑戦してみても面白そうですね。
参照:Polo ベア ウール セーター | ラルフ ローレン公式オンラインストア
ニッカーボッカーズを履いて19世紀の紳士をイメージしたポロベア。これはなかなか渋い。心なしか表情にも貫禄があるような気がします。
参照:Polo ベア コットン セーター ニット/セーター/クルーネック/ウール/カシミア/コットン | ラルフ ローレン公式オンラインストア
西部劇のカウボーイを模したポロベア。なんとも締まりのない感じがいい。
参照:Polo ベア コットンブレンド セーターニット/セーター/クルーネック/ウール/カシミア/コットン | ラルフ ローレン公式オンラインストア
ゴルフをプレーしているポロベア。グリーンの芝を読んでいる最中でしょうか。被っているキャップのポニーロゴがにくいですね。
参照:Polo ベア & Big Pony セーター ニット/セーター/クルーネック/ウール/カシミア/コットン | ラルフ ローレン公式オンラインストア
ポロをプレーしているポロベア。例のポニーと夢の競演です。
参照:Polo ベア コットン セーター ニット/セーター/クルーネック/ウール/カシミア/コットン | ラルフ ローレン公式オンラインストア
他とはニュアンスの異なるポロベア。実はこれ、1991年のファーストコレクションを復刻したモデルで、当時のフルハンドメイドの雰囲気を再現しているそうです。
まとめ
秋口には真剣に購入を検討していたポロベアセーターですが、やはりまだ時期尚早と判断し保留することにしました。
早いところ、ポロベアセーターが似合うような一人前になりたいものですね。そういった楽しみを将来に残しておけるのもトラッドスタイルの醍醐味でしょう。(これは少し違うか・・・。)
今回は以上です。