トラッドマンに憧れて

自分なりのトラッドスタイルを模索する30代のリアルな服・靴・時計etc…について

これで決まり!?ローファーでも脱げない靴下屋(Tabio)のフットカバーをご紹介します。

前回の記事で革靴の素足履きの是非について述べましたが、今回は「素足履き風」に必須なフットカバー(インビジブルソックス)について。

 

ローファーに合わせるフットカバーが途中で脱げてしまうのは多くの方の悩み事かと思いますが、その解決になりうる良い物を見つけましたよ。

 

近年成長著しく、既に皆さんもお馴染みの靴下屋(Tabio)のフットカバーです。ここのフットカバーは過去に何度か試したことがあったのですが、正直期待していた効果は得られませんでした。

 

でも数年ぶりに何気なく手にしたフットカバーは思いもよらぬ進化を遂げていました。本当にこれは良い。

 

色々試してきましたが、現時点で最も脱げないとおすすめできるフットカバーをご紹介します。

 

【関連記事】

tradman-dc.com

tradman-dc.com

 

 

過去に行っていたフットカバー企画

tradman-dc.com

tradman-dc.com

 

ちょうど2年前ぐらいに当ブログ上で各ブランドを比較して、ローファーに合う最高のフットカバーを探そうという企画を行ったことがありました。

 

そこで私的評価が最も高かったのが、日本のアンダーウェアメーカー・グンゼが展開する「SEEK」のフットカバー。ちなみにその際に靴下屋(Tabio)も比較対象に入っていましたが、可もなく不可もなくという感じだったかと思います。

 

◆SEEKのフットカバー

f:id:dacchi37:20210821144630j:plain

確かにSEEKのフットカバーは「脱げない」ということに関しては素晴らしかったのですが、その後着用を続けるうちにいくつかの点が気になるようになりました。以下SEEKのフットカバーの残念ポイント。

 

サイズ感が変わる

足裏にクッション素材が仕込まれている関係で、靴を履いた時にわずかにサイズ感が変わってきます。本当に少しだけなんですが、ローファーでタイトフィットを突き詰めるとその微差が気になる。

 

■空気が抜ける妙な音が鳴る

これは靴にもよるのですが、「スポン、スポン」と空気が抜ける妙な音が鳴ることがありました。はっきりとした原因は分かりませんが、つるつるとした生地の質感が影響しているような気がします。

 

滑り止めの耐久性は低い

他のフットカバーと比べても滑り止めの性能が劣化するのが早かったように感じます。消耗品とはいえある程度の耐久性も必要です。

 

決してSEEKのフットカバーが悪いわけではないのですが、これじゃまだベストとは言えない。ということで最高のフットカバー探しを再開したわけなのです。

 

進化した靴下屋(Tabio)のフットカバーをレビュー

その後、いくつか試した上で最高だと思えたのが靴下屋(Tabio)のフットカバー。2年前の時点で素材感とローファーを履いたときの収まり具合に関しては満足できるレベルだったのですが、そこは変わらずに踵のホールド感が大幅に進化していました。

 

その秘訣はやはりこの滑り止め。一見するとなんてことのないシリコンタイプの滑り止めですが配置が絶妙。大きめのシリコンが3つ貼り付けられていて、それぞれが踵上部の左右後に分散して吸着することで、より高い効果を得ています。そういえば横3列の配置は他に見たことがないかもしれません。

 

ちなみにこちらが2年前に購入した靴下屋(Tabio)のフットカバーの滑り止め。こちらは横2列でシリコンのサイズ自体も小さいですね。やはりここが脱げにくさの差が生まれるポイントかなと。

 

実際にローファーを履くとこんな感じ。フットカバーの履き口がかなり浅めなのでローファーのベロ辺りから生地がちら見えすることもありません。ただ、アキレス腱の根本付近をシリコンでホールドするという設計のため、踵部分からは少し生地がはみ出しています。まぁ、色さえ間違えなければ気にならないレベル。

 

お値段は一足880円。ユニクロや無印と比べるとちょっと高いですが、FALKEやSEEKとの比較ならほぼ半額です。あくまでも消耗品なので、これぐらいの価格に抑えてもらえれると嬉しいですね。

 

今のところ耐久性の面でも問題はなさそうですが、来期以降も同じ物が販売される保証はないので、とりあえず追加でもう2足購入しました。

 

唯一の欠点というか、要望を挙げるとすればサイズ展開でしょうか。店頭に置いているレギュラーサイズは25~27cmとなっていて、ネットでは27~29cmの大きいサイズも用意されていますが、小さいサイズがない。私、結構足が小さくて実寸で24.5cmぐらいしかないので、レギュラーサイズだとほんの少しだけ生地が余る感覚があるんですよね。着用感に影響を及ぼす程ではないのですが。そもそも25~27cmというのがかなりアバウトで、FALKEみたにもっと細かいサイズ展開があっても良いのかなと思わなくもないですね。

 

どれぐらい脱げないのか?

脱げない脱げないとは言うものの、実際どれぐらい脱げないのか実例を交えお話します。

 

今年の5月に北海道へ旅行に行った際、一日中外を歩き回る機会がありました。ここ最近はスニーカーを履くことも滅多にないので、その日の足元もローファーです。普通に考えたら無謀ですが、ローファーが好きすぎて足が慣れまくった結果、もはやスニーカー感覚で履けるんですよね。

 

ソックスはもちろん靴下屋(Tabio)のフットカバー。靴擦れとか足の疲れとかの心配はありませんでしたが、ソックスが途中で脱げてしまわないかだけが気がかりでした。

 

結果、スマホアプリで計測して1日だけで2万歩近く歩いていましたが、フットカバーが脱げたのはたったの1度だけ。いや、全く脱げなかったわけじゃないんですけど、これだけ歩いて1度だけというのが奇跡的。薄々このフットカバーは凄いんじゃないかと感じていましたが、この日を機に確信へ変わりましたね。

 

ちなみに結局靴擦れはしました。久々の出血です。やっぱりローファーで、しかもフットカバーで2万歩は無理でした。自信過剰。次からはちゃんと考えないとですね(笑)。

 

まとめ

絶賛愛用中の脱げないフットカバーをご紹介しました。

 

足の形、歩き方、合わせる靴との相性など諸条件によって必ずしも私と同じ効果が得られるとは限りませんが、フットカバーでお悩みの方は試してみる価値は絶対にありますよ。

 

靴下屋(Tabio)ならお近くのショッピングモールとかに店舗があるかと思うので、ぜひ一度手に取ってみてください。本当におすすめです。

 

今回は以上です。