こんなブログをやっているぐらいなので人一倍洋服には興味とこだわりを持っている私ですが、同じ衣類でも下着(アンダーウェア)となれば事情が異なります。
ある程度コストをかけていた時期もありましたが、限られた予算でやり繰りする身なので優先順位をつけざる得ません。
とはいえ肌に直に触れてダイレクトに着心地を感じる物でもあるので全く何でも良いというわけにもいかないのです。
そこで結論づいたのはユニクロのエアリズムインナーこそが私にとって最適解だということ。かれこれ5〜6年は同じ物を買い続けています。
インナーシャツについては数年前に取り上げていましまが、今回はパンツも合わせてご紹介しますね。ちなみに記事中に登場する画像は全て未使用品なのでご安心ください(笑)。
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下着に求める条件とは?
レビューの前に私が考える下着に求める条件をいくつか挙げてみようと思います。
洋服の邪魔をしないこと
当たり前ですが主役は洋服です。どんなに着心地が良くて機能性が高い下着でも洋服の邪魔をしてしまっては本末転倒ですよね。なので下着は透けない、浮き出さない、はみ出さないというのは絶対条件です。服好きならここは意識して欲しいところ。
気にならない程度の肌触り
上質なコットンを贅沢に使った下着を買ったこともあり、確かに優しい肌触りで心地良いものでしたが、正直そこまで求めていません。
着心地の良い洋服を着たいという欲はあるものの、下着に関しては邪魔にならなければOKです。むしろ着ている感覚がないぐらいの方が良いかもしれません。
最低限の吸水性と速乾性
汗をしっかりと吸収して、洋服に染み出すことを防ぎ、その後はできるだけ早く乾燥させて不快感を残さないというのは下着の重要な役割の1つです。
ただ、私自身のことを考えると、そこまで発汗量の多い体質ではなく、加えて仕事は内勤、プラベートはインドア派なので、そもそも大して汗をかかない環境にいることもあり、過度に吸水性と速乾性を求めることはありません。
躊躇いなく買い替えられる価格
下着は消耗品です。どんなに上等な下着でもヨレてたり、薄汚れていたら意味がないですね。なので、1年周期のように明確な期限を決めているわけではないものの、少しでもダメになったかもなと思えば躊躇いなく買い替えるようにしています。
洋服なら「多少値が張っても良い物を長く」がポリシーなのですが、下着の場合は性質的に長く使える物ではないので、私の懐事情では一着数千円するようなものはなかなか手がでません。というか貧乏性なので高級下着は劣化が見られても無理して着続けそう(笑)。
いつでもどこでも買える入手性
傲慢な考え方かもしれませんが、私は下着を買いにいくためだけに出かけたくはありません。もっと言えばネット通販の場合であっても下着のために時間指定して家で配達待機をしたくありません。
下着は何かのついでに買うのがベター。なので、適当な外出先ですぐに手に入る物が良いですね。そうなればユニクロ以上にどこにでもある衣料品店はないでしょう。
エアリズムデオドラントメッシュVネックTをレビュー
概要
3年前のレビュー記事を見返すと「少なくなくとも直近3年以上は1日たりとも欠かさず着続けています。」と書いていましたが、あれからも毎日着ているので最低でもこの6年間は1日たりとも欠かさず着続ていることになります。日中はもちろん就寝時にも着ているので、もはや肌のような存在です。
ご存知のエアリズム素材ということでさらりとした肌触りと軽い着心地が特徴的。一方で機能面に関しては喧伝されるほど吸水速乾性は高くないものの、個人的にはそこまで気にならないレベルですね。名称は数年前の「マイクロメッシュ」から「デオドラントメッシュ」へと変更になっているので消臭効果が付与されたのかもしれませんが、その辺の違いはあんまり分かりません。
私がこのインナーをヘビーユーズする理由はエアリズムの素材感ではなくVネックのカットオフというデザインにあります。前項でも述べた通り、インナーが洋服の邪魔をするのは言語道断です。その点Vネックならシャツの第一ボタンを開けてもインナーがチラ見えする心配はありませんし、首元や袖口に縫い目がないカットオフ仕様なので薄手のシャツやニットを着てもインナーのラインが浮き出ることもありません。今となっては多くのブランドがカットオフインナーを取り扱っていますが、高価格帯のグンゼかユニクロぐらいでしか見かけなかったので重宝したものです。
また、選ぶべき色に関してはベージュ一択となります。「インナーが透けないようにするなら白が一番だろ?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、残念ながらそれは間違いです。一番透けやすい白シャツを例にすると、白のインナーは確かにシャツと限りなく近い色になるので一見すると透けにくいような気もしますが、私達日本人の肌の色とはトーンの差が付きすぎしまうので、結局のところインナーと肌の境目が必要以上に目立ってしまいます。特にVネックの場合は肌が露出する面積が広くなるのでなおさらですね。
つまりインナーをシャツから透けさせないためには、インナーの色はシャツと同化させるのではなく肌の色に寄せた方が得策なのです。
実際に着用例をご覧いただきましょう。手元にある中で最も透けやすそうな白のブロードシャツを合わせていますが、インナーの色や形は全く分かりませんよね。
ディテール
ナイロン86% ポリエステル14%で構成されるエアリズム素材。完全な化繊生地なので帯電性を気にされる方もいらっしゃるかもしれませんが、真冬にニット合わせても静電気でバチっとした記憶はほとんどないですね。体質にもよるのかもしれませんが。メッシュ生地ということで通気性と伸縮性は抜群です。
カットオフ仕様の首元と袖口。見た目からしてほつれが気になるところですが、驚くほど耐久性は高いんですよね。むしろほつれたことってあったかな?安心してガンガン洗濯機で洗ってください。
裏面に出る縫い目に関しても極力肌に干渉しないように丁寧に作られていますね。
エアリズムボクサーブリーフをレビュー
概要
パンツに関しても以前からユニクロを愛用していたものの、種類はまちまちで色々と試してきましたが、ここ2年ぐらいはトップスインナーのように指名買いをするようになりました。同じくエアリズムのボクサーブリーフです。トップス同様にエアリーな穿き心地は洋服を着る上で余計な干渉をしません。
それなりに色柄の種類はありますが、最近は無地のネイビーかグレーしか買ってません。あ、これは特に意味はないですよ。
エアリズムボクサーブリーフにもいくつかバリエーションがあって股上の浅いローライズや裾が太腿を覆うほど長いロングモデルも用意されていますが、私が選んでいるのはオーソドックスなレギュラーライズになります。これがなにかと収まりが良いのです。なにかとね。中学時代からのボクサーブリーフ派ですが、この収まり具合いてのが大事で、緩すぎても締めつけすぎてもダメ。
また、最近ではカットオフモデルも選べるようになって、私も1枚だけ買ったことがありましたが、ウエスト部分もゴムではなくカットオフになっていることもあり、比較的早く緩くなってしまったので、以来選択肢からは外れています。そもそもトップスと違ってパンツが透けてしまうほど薄い生地だったり、タイトフィッテングの物は選ばないので、そもそもカットオフの恩恵が少ないというのもありますが。
ディテール
ナイロン86% ポリエステル14%で構成されるエアリズム素材。こちらは徹底的に滑らかでつるつるテカテカ。普段は天然素材志向を語っておきながら、慣れてしまえばこの質感も癖になります。
適度に締めつけ感のあるウエストゴム。普通に使っていれば1年ぐらいはヨレません。まぁヨレたら替え時です。ちなみに前開き付いてますが個人的には別に不要かな。
こちらも裏面の縫い目は肌に優しい作りです。
まとめ
これぞ正真正銘の「LifeWear」なインナーのご紹介でした。
私が10代の頃とユニクロの立ち位置は随分と変わりましたが、それでもやはり真価を発揮するのはより日常生活に近いアイテムですよね。
これからも毎日お世話になります。
今回は以上です。