昨年はモールトン、今年はキャベンディッシュと私の中でもすっかりと定番になったCROCKETT&JONES(クロケット&ジョーンズ)。
次に欲しい革靴も当然このブランドが候補に入ってくるわけで、さぁ何を狙おうかなと思い巡らす中、昨年に続き価格改訂の知らせが舞い込んできました。
しかも値上げ幅は前回の比ではない程に大きなものになります。
価格改訂は7月1日から。もう2週間ぐらいしか猶予はありませんが、まだ間に合います。
このタイミングで改めてクロケット&ジョーンズのおすすめモデルを改訂前後の価格と合わせて紹介していきます。検討されている方はどうぞお早めに。
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オードリー
参照:Crockett&Jones クロケットアンドジョーンズ AUDLEY オードリー カーフ メンズ オックスフォード |【FRAME】フレーム
■価格(税込み)
~6/30:10,560円 ⇒ 7/1~:132,000
普遍的でクラシカルな内羽根ストレートチップ。ビジネスはもちろん冠婚葬祭、その他あらゆるフォーマルシーンで誰からも文句をつけられることはないはず。それぐらい王道的な一足。こちらのオードリーに関しては使用する革やアウトソール等の仕様がより上質なハンドグレードラインのモデルとなります。
ノリッチ
参照:Crockett&Jones クロケットアンドジョーンズ NORWICH ノリッチ カーフ メンズ ダービー |【FRAME】フレーム
■価格(税込み)
~6/30:92,400円 ⇒ 7/1~:11,550円
オードリーよりも細身でロングノーズな木型を採用する一方、外羽根にすることで運動性を高めたストレートチップ。外回りで長時間街中を歩くような方にはピッタリですね。映画「007」でダニエル グレイグが演じるジェームズ ボンドが劇中のアクションシーンで着用していたことでも知られます。
キャベンディッシュ3
参照:Crockett&Jones クロケットアンドジョーンズ CAVENDISH3 キャベンディッシュ3 カーフ シティソール メンズ ローファー |【FRAME】フレーム
■価格(税込み)
~6/30:92,400円 ⇒ 7/1~:111,000円
クロケット&ジョーンズの看板モデルにして、日本におけるタッセルローファー人気の火付け役。華美になりすぎることなく、適度にシャープな美しいシルエットと日本人向けに従来よりコンパクトに設計されたヒールカップが評判となっています。アッパー(カーフ・グレインレザー・スエード)とアウトソール(レザーソール・シティソール)に選択肢が多いのも流石。
ボストン2
参照:Crockett&Jones クロケットアンドジョーンズ BOSTON2 ボストン2 カーフ メンズ ローファー |【FRAME】フレーム
■価格(税込み)
~6/30:90,200円 ⇒ 7/1~:111,000円
やや丸みのあるシルエットを持つベーシックなコインローファー。キャベンディッシュをヨーロッパ的とするなら、こちらからはアメリカ的な雰囲気を感じます。そもそも名称がボストンですしね。
モールトン
参照:Crockett&Jones クロケットアンドジョーンズ MORETON (Ridgeway sole) モールトン カーフ メンズ ダービー |【FRAME】フレーム
■価格(税込み)
~6/30:92,400円 ⇒ 7/1~:121,000円
スマートなシルエットのアッパーに存在感抜群のリッジウェイソールを搭載したUチップ。ドレスにもカジュアルにも振れるので、活躍の場面は広く、スーツ以外なら基本的にどんなジャンルの服装も合わせられます。私が買った時は8万強だったと記憶していますが、3年経たないうちに12万オーバーにまでなるとは・・・。
ペンブローク2
参照:Crockett&Jones クロケットアンドジョーンズ PEMBROKE2 ペンブローク2 スコッチグレイン メンズ ダービー |【FRAME】フレーム
■価格(税込み)
~6/30:94,600円 ⇒ 7/1~:11,500円
古き良き英国を思わせるウィングチップ。この手のカントリーシューズにしては丁寧に作られ、どこか小綺麗な雰囲気すらあるので、競合しそうなトリッカーズのバートンあたりと比べると、また違った魅力を感じられますね。
購入を検討しているモデルその①。いかにも英国ウィングチップっぽい明るい色味より、ブラックやダークブラウンなど落ち着いたカラーの方がこのモデルの特徴が活きるような気がします。
チェルシー14
参照:Crockett&Jones クロケット&ジョーンズ CHELSEA14 (City sole) | 【FRAME】フレーム
■価格(税込み)
~6/30:88,000円 ⇒ 7/1~:111,000円
サイドゴアブーツのチェルシーにはシルエットが異なる複数のバリエーションが用意されているのですが、こちらの「14」はドレスシューズにも使われる木型を採用した最も細身なモデル。ジャケットやウールスラックスと合わせたくなる最高に美しいブーツです。
購入を検討しているモデルその②。こちらは直近で試着する機会もありました。アッパー素材はカーフやグレインレザーも選択肢にありますが、個人的にはダークブラウンのスエードが良いかな。
【番外編】純正シューツリー
参照:Crockett&Jones クロケットアンドジョーンズ SHOE TREE シューツリー メンズ メンテナンス |【FRAME】フレーム
■価格(税込み)
~6/30:16,500円 ⇒ 7/1~:24,200円
価格上昇率で見たら全商品の中で最も高くなるのがこれ。ちょっとした革靴買えるじゃん(笑)。純正といえども全ラスト共通なので、この値段の価値があるかは微妙ですね。
まとめ
クロケット&ジョーンズといえば本格英国靴が比較的に良心的な価格で手に入ることが大きな魅力の一つでしたが、7月以降は10万以上がベースとなってきます。
もはや一昔前のチャーチぐらいの価格帯ですね。とはいえ当のチャーチはかつてのジョンロブみたいな値段になって、チーニーがクロケットの元の位置まで上がってきているので、この価格上昇は英国靴全体、ひいてはインポート革靴全体の話と捉えるべきでしょう。
諸般の事情を踏まえると値上げ自体はしょうがないことで、むしろクロケットはよく堪えていた方だと思います。
ただ、数千円ならともかく2万円以上となるとかなり痛い。いつか買う予定なら、それは今じゃないですかね。この駆け込み需要に合わせて各店が在庫を強化しているので、本当にチャンスだと思いますよ。
・・・どうしようかなぁ。
今回は以上です。