トラッドマンに憧れて

自分なりのトラッドスタイルを模索する30代のリアルな服・靴・時計etc…について

普段使いに丁度いい。無印良品のフレンチリネンシャツをご紹介します。

ここ最近、本ブログのアクセス上位に無印良品関連の記事が顔を覗かせるようになりました。

 

ユニクロ・GUと並んで私達に馴染みがあるブランドですが、その割にはあまり語られないってイメージもありますね。だからこそアクセスが伸びているのかもしれませんが。

 

ならばと勝手な使命感を抱き、もともと記事にする予定がなかった愛用品を今回取り上げていこうと思います。夏の必須アイテム・リネンシャツです。

 

お洒落着というよりは自宅近辺の外出で着ている普段着という扱いですが、今ぐらいの時期から夏の終わり頃までヘビーユースしているお気に入りの一着です。

 

 

【関連記事】

tradman-dc.com

tradman-dc.com

tradman-dc.com

 

 

フレンチリネンシャツをレビュー

概要

購入したのは3年くらい前ですが現在店頭にある物も大きくは変わらないはずなのでご参考になれば。

 

シルエットやディテールは無印良品定番の「洗いざらしブロードシャツ」を踏襲して、ミニマルなデザイン短めの着丈が特徴です。

 

リネンのカジュアルシャツなので、アイロンやスチームは掛けずに洗いざらしで着ていますが、着用回数も多くなっていますので、だいぶくたびれてきました。それを踏まえてリネンの魅力といえるでしょう。

 

ディテール

商品名にもある通り上質素材として知られるフレンチリネンを使用。リネン特有のネップ(繊維の塊)はあまり見られず、その影響か肌触りは比較的滑らかな印象です。

 

また、購入時は糊付けされているので、より光沢が強くパリっとした生地感に仕上がっていますが、数回洗濯を繰り返せば写真のように柔らかな風合いへと変化していきます。

 

ボタンは無印良品のシャツでお馴染みの「おはじきボタン」。素材はもちろんプラスチックですが、質感はそこそこ良いんですよねー。

 

背中にはサイドプリーツが入ります。無印のカジュアルシャツは基本的にこれですね。

 

サイズ感とシルエット

身長173cm体重65kg肩幅44cmの私がMサイズを着るとこんな感じ。直線的なボックスシルエットなので、身幅には適度な余裕があり、袖丈もジャストですが、着丈はかなり短めです。

 

この着丈の短さは無印シャツの特徴でもあり、競合するユニクロの同じサイズと比べると実に4㎝程短く設定されています。完全にタックアウト前提です。

 

コーディネート

シャツ:無印良品

パンツ:無印良品

靴:JALAN SRIWIJAYA(ジャランスリワヤ)

 

リネンonリネンそして無印and無印。こんな格好をしていると優しい気分になれます(笑)。リラックスモード全開なので足元だけは黒のローファーで締めておきましょう。

 

シャツ:無印良品

パンツ:green label relaxing(グリーンレーベルリラクシング)

靴:IL MOCASSINO(イルモカシーノ)

 

先程とは対象的に、アズーロ・エ・マローネを使ってちょっと色気を出してみるとこんな感じ。

 

余談①あの日の思い出

参照:無印良品 天神大名 | 無印良品

 

私が定期的に訪れる無印良品神大名」は福岡市の繁華街・天神に構える九州地区唯一の路面店で、全5フロアで構成されています。天神という土地柄か売り場面積の多くを衣類に割いていて、一般の店舗とは異なる洗練されたレイアウトは眺めているだけでも楽しいのですが、ここで買い物をすることはほとんどありません。「MUJI Labo」を除けば置いている物自体は基本的には変わらないので、近所の無印で済ませば良いので。

 

参照:無印良品 天神大名 | 無印良品

 

それでもこの「無印良品神大名」に足繫く通うのは、2階にあるカフェスペース「Café&Meal MUJIがお目当てだからです。食レポ的な類は苦手なので省略しますが、近隣にあるいくつかのチェーン系カフェと比べたら座席数も多く(それでも最近は混んでいますが…)、なにせ客層が良いのでゆったりと過ごせる都会の休憩スポットとして重宝しています。

 

幾度となく利用した無印カフェですが、記憶に残る思い出が一つ。

 

自意識過剰な私は「着ている服を売っている店には行きたくない」タイプ。要するに「ユニクロの服を着てユニクロの店舗に行きたくない」「ブルックスブラザーズの服を着てブルックスブラザーズの店舗に行きたくない」ということです。この心理なんなんですかね?(笑)

 

なので普段なら今回取り上げたリネンシャツを着て無印に行くことはないはずなのですが、その日は最初から目的がカフェだったことと、どこにでもあるシンプルなシャツであったことから、特に気にすることなく入店。

 

真っ先に向かった注文カウンターですぐに気が付きました。カフェのスタッフさん全員が私と同じ服を着ていることに。色まで同じです。

 

反射的に引き返しそうになりましたが、それはそれで怪しすぎるのでいつものメニューを注文して涼しい顔でやり過ごします。

 

席に着いて改めて自分の装いを確認すると、特徴のないチノパンとローテクスニーカーを履いていたので、図らずも完璧なスタッフコーデを完成させていました。多分そのまま働けます。

 

いつもは心穏やかに過ごす空間で居心地が悪く足早に席を立ったのは言うまでもないことです。

 

余談②無印のリネンシャツといえばこっちも気になる

参照:フレンチリネン洗いざらし結び釦シャツ 男女兼用S-M・フェードベージュ | 男女兼用サイズ・ユニセックス・ジェンダーレス 通販 | 無印良品

 

商品名は「フレンチリネン洗いざらし結び釦シャツ」。見ての通りモチーフはチャイ服です。昨年(一昨年?)から展開しているようですが、どうもこの服が気になってます。

 

素材自体は今回紹介したシャツと同じもので、かつての人民服を連想するデザインのシャツには無印らしい素朴な風合いの生地がよく合っていますね。

 

また、生地感は全く異なりますが大型のパッチポケットが付いているので、ヴィンテージのフレンチチャイナのような感覚でシャツジャケットとしても使えそうです。

 

ただ、この手の服はまだ市民権を得ているとは言い難いので、私にはちょっと難易度高め。だって見るからにチャイナ服ですもんね・・・。

 

癖強めですが物自体はなかなかの完成度なので、我こそはというおしゃれさんには是非とも挑戦してもらいたい一着ですね。「チャイニーズトラッド」もいいじゃないですか。ゆるっとリネンパンツとか敢えて軍パンと合わせてみたらカッコよさそうですね。

 

まとめ

全く文字数が足りてなかったので、余談をねじ込んでそれっぽく完成させました。

 

リネンシャツといえばユニクロが毎年好評ですが、夏っぽい爽やかなパステルカラーが揃ったそちらとは対象的に、無印良品はカーキなどのアースカラーを中心としたなんとも「らしい」ラインナップです。

 

シルエットや微妙な素材感も微妙に違ったりするので、ユニクロだけじゃなく無印良品のリネンシャツも手に取ってみてはいかがでしょうか?

 

今回は以上です。