トラッドマンに憧れて

自分なりのトラッドスタイルを模索する30代のリアルな服・靴・時計etc…について

無印良品の新定番!?洗いざらしオックススタンドカラーシャツ

無印良品には「超長綿洗いざらしブロードシャツ」「洗いざらしオックスボタンダウンシャツ」など多くの業界関係者が絶賛する定番のカジュアルシャツがあります。

 

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昨年から登場した「洗いざらしオックススタンドカラーシャツ」は上記2枚と毛色が違い、どちらかと言うと現代のトレンドを反映させたシャツですが、時代を超越する普遍性もあり、今後もラインナップに残り続ける新定番になるのではないかと密かに注目している1枚です。

 

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洗いざらしオックススタンドカラーシャツをレビュー

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こちらは昨年購入したもので、カラーはカーキです。私の技量不足で、掲載する写真によっては色味にバラつきがありますが、この写真が一番実物には近いと思います。

 

どうやら全く同じ色が今年は用意されていないようですが、無印良品らしい少し枯れたような味わいのあるカラーバリエーションが現在も揃っています。

 

無印良品のシャツと言えば流行にとらわれない、ジャストフィットを信条としたミニマムなシャツが特徴的ですが、このシャツはゆったりとしたなボックスシルエットとなっています。

 

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後ろはこんな感じ。一般的なシャツとは違い裾の丸みはなく、スパッと裁断されたような形状です。

 

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一見するとブルゾンのようなシルエットですが、生地感はシャツそのもの。おそらく、定番のオックスボタンダウンシャツと同じものだと思われます。

カジュアルなオックスフォードシャツにありがちなゴワつきはなく、厚すぎ薄すぎない真夏以外は着用可能な生地となっています。

 

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前身頃のディテールは、裏前立てに胸ポケット付き、生地と同色のプラスチックボタンとなっています。ボタンのチープさは否めませんが、これはこれで悪くない。変にキラキラしても雰囲気が損なわれそうです。

 

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カフスも普通のシャツとは大きく違い特徴な形ですね。袖口が広く、丈も長いので、私は2番目のボタンで留めて、キュっと袖口を絞るようにして着ています。

 

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身長173cm体重65kg肩幅44cmの私がMサイズを着用するとこんな感じです。ゆったりとした身幅に対して着丈は割と短めですね。袖丈はやや長めなので、上記の通り袖口を絞っています。ボタンの留め方に正解はありませんが、私は上下一つずつボタンを外しています。

 

コーディネート

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シャツ:無印良品

パンツ:シップス

靴:リーガル

 

チノパンの記事でも載せたコーデですが、個人的にはこれが一番かな。ジャケットを羽織るにはまだ暑い、今くらいの季節にピッタリです。

 

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シャツ:無印良品

Tシャツ:ユニクロ

パンツ:エディフィス

靴:ジャランスリワヤ

時計:オメガ

 

私はあまりしませんが、そのシャツブルゾン的なシルエットから、羽織モノとしても使えます。むしろ無印良品的には羽織モノとして推しているような気がします。

 

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シャツ:無印良品

ニット:エディフィス

パンツ:ビームス

靴:リーガル

時計:オメガ

 

もう少し寒くなるとシャツの中にニットをインしてからレイヤードさせても良いですね。身幅に余裕があるボックスシルエットのシャツだからこそ成せるコーデですね。

 

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逆にインナーとして使う場合は注意が必要。こんな感じでジャケットのインナーとして使えなくもないのですが、袖口や腰回りで生地がもたつく感じがあるので、あまりおすすめはできません。オーバーサイズ気味のブルゾンとかなら良いかもしれませんね。

 

まとめ

「新定番」なんて書いておいて来年には無くなっているかもしれませんが、今年に入ってこれから派生したシャツが数種類登場しているので、それなりに人気はあったのでしょう。

 

無印の衣料品は競合のユニクロより少しだけ高いという印象でしたが、2年前の価格改定以降は全体的に価格が下がり、このシャツも1,990円と随分と手が出しやすい価格となっています。

 

無印良品の中では変わり種のシャツですが、季節の変わり目に重宝する1枚なので、一度手に取ってみてはいかがでしょうか。

 

今回は以上です。