トラッドマンに憧れて

自分なりのトラッドスタイルを模索する30代のリアルな服・靴・時計etc…について

自宅にいながらオーダー体験!SOLVE(ソルブ)でシャツを作ってみた。【オーダー編】

苦戦が続く紳士服業界の中で、オーダースーツの分野は成長が著しく、多くのビジネスマンにとっても身近な存在になったのではないでしょうか。私もここ数年で新調したスーツは全てオーダーです。

 

そうなれば、オーダーシャツにも当然興味を抱きますが、私は過去に2度しかその経験がありません。

 

その理由は明確で、地肌に触れて毎回洗濯機で洗うシャツは、スーツと異なり消耗品としての側面が強いからです。

 

だとしたらできるだけ価格は抑えたいし、手間も省きたい。シャツへのこだわりを捨てたわけではありませんが、どうしてもオーダーするという選択肢が遠のいてしまいます。

 

そんな折に今回はSolve株式会社様より、オーダーシャツの商品提供のお話をいただきました。

 

同社が展開する「SOLVE」ブランドは自宅にいながらオンラインでシャツをオーダーすることができ、5,980円(税込6,578円)からという価格設定がなされています。

 

確かにこれなら手間もかからないし、価格もリーズナブルな既製品レベル。

 

保守派の私としては正直色々と不安なところもありますが、せっかくの機会ですので頂いたお話を引き受けることにしました。

 

今回はそのオーダー編です。私も初体験となるネット型のオーダーシャツはどのような手順で進めるのか、そしてどこまで希望に応えてくれるのかを見ていきましょう。

 

贔屓目なし、忖度なしを条件にこのお話を進めさせていただいているので、いつも通り正直な感想を書いています。興味のある方は是非ご参考ください。

 

オーダーシャツが1枚6,000円台から【SOLVE公式オンラインストア】

 

 

シャツもオーダーするという選択肢を

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本題に入る前に私が考えるオーダーシャツのメリットをお伝えします。

 

シビアなドレスシャツのサイズ感

一般的にシャツを大きく分類するとドレスシャツとカジュアルシャツに分けられて、カジュアルシャツはSML表記で精々4~5サイズの展開だと思いますが、ドレスシャツはネックと裄丈(袖丈)の組み合わせで少なくとも8種類、多い場合は15種類以上の異なるサイズが用意されています。それだけにドレスシャツとはサイズ感にシビアだということです。ジャケットの袖口からシャツのカフスが1.0cm~2.0cm見えるようにするという明確なるルール(マナー)があるので、特に裄丈には気を遣う必要があります。

 

そして既製品の中で自分の体形にジャストフィットするシャツが見つかればそれで良いのですが、10種類以上用意されているサイズの中でもなかなか満足いく一着が見つからないものです。仕方がないので袖の長さに合わせて、ネックは1サイズ上を着ていることなんてよくある話だと思います。

 

さらに私のように左右で腕の長さが違う(右が1.5cm長い)なんていう身体的特徴を抱えている場合、お直しをしない限り既製品では真のジャストフィットには辿りつけません。

 

その点でいえばネックと裄丈だけでなくチェストやウェストも調整が効くオーダーシャツは私のようなドレスシャツ難民にはとって一番の解決手段になるのです。

 

そういえば「SOLVE」という英単語を直訳すると「解決する」という意味になりますね。どのような意味が込められていかは分かりませんが、とても良いネーミングだと思います。

 

希望していたデザインが手に入る

生地の素材、色や柄の種類、襟型のパターンなどこれらを組み合わせるとシャツには膨大な種類のデザインが存在することになりますが、店舗やオンラインショップを覗くと思いの外にイメージするシャツが見つからないなんてことも多々あるかと思います。

 

例えば「カッタウェイのクレリックシャツ」とか「ポケットなし裏前立てのボタンダウンシャツ」のように王道のデザインから少しでも外れたシャツって本当に売ってないんですよね。いや、探せばあるのでしょうが、せっかく見つけたとしても今度はサイズが合わないとか生地の質感がイメージと違うってことになるんですよ。

 

自由が利くからといってあまり奇抜なカスタムをすることはおすすめしませんが、既製品で意外と見つからないちょっとしたこだわりを実現してくれるのがオーダーシャツの利点の一つと言えます。

 

オーダーという行為そのものの愉しさ

まぁ、これはシャツに限ったことではないのですが、何かを自分で決めるという行為そのもが一つの娯楽だと私は思うんですよね。オーダースーツや新車購入時のオプション選び、なんなら宅配ピザのトッピング決めだってそうですが「あれがいい、これは違う」と思案する時間は何ものにも代えがたいですね。

 

早速オーダーしてみよう

ここからは実際に私が注文する様子と合わせて、オーダーの流れをご紹介します。掲載している画像はPCの画面ですが、もちろんスマホからでもオーダー可能ですよ。

 

オーダーシャツが1枚6,000円台から【SOLVE公式オンラインストア】

生地を決める

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まずは200種類近く用意されている生地の中から選んでいきます。価格帯は5,980円~12,980円(いずれも税別)と幅が広く予算と相談してお気に入りの生地を決めましょう。

 

なお、この後にどのようなオプションを選んでも追加料金が発生することはありません。気が付けば思っていた金額とは全然違うというオーダーあるある状態に陥る心配がありませんね(笑)。

 

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おそらくボリュームゾーンに相当する、最も手頃な5,980円(税込6,578円)の価格帯から選ぶことにしました。

 

やはり気になるのは同社イチオシの「超ノンアイロンシリーズ」。服好きの中には趣味がアイロンがけなんて方もいますが、正直私は可能な限り楽をしたい物ぐさな人間です。

 

そんな私にとってノンアイロン性能はありがたいし、なんせコットン100%というのが魅力的です。以前程ではないにしろ私は天然素材主義の側面もあるので、巷にあふれる化繊混のノンアイロンシャツにはどうも手が伸びないのです。

 

まぁ、ノンアイロン性能といってもピンキリなので、その実力がいかがなものか興味深いところです。

 

ちなみにブルーのヘリンボーンを選んだのは単なる私の趣味。最近こういうの探してましたけど、ヘリンボーンのシャツもあまり選択肢はないんですよね。こういう時はもっとベーシックな生地を選ぶべきでしょうが、ちょっと欲が出ちゃいました(笑)。

 

一応長袖と半袖を選べるようになっていますが、当然長袖でいきます。

 

デザインを決める

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生地が決まったら次はディテールを選んでいきます。このようにイメージ画像が映し出されるの良いですね。生地だけ見ても完成イメージが付かないとういうのがオーダーの難しいところですが、これなら慣れない方でも安心です。

 

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まずは襟型から。全11種類とかなりのバリエーションです。レギュラーカラーだけでも襟の長さ別に3パターンあり、スナップダウンなる見たことないものまで用意されています。

 

私はタイドアップにもノーネクタイにも対応可能なセミワイドを選びました。

 

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次にカフス(袖口)です。ベーシックなラウンドカフスにしましたが、ダブルカフスなんかも選べます。

 

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ここでクレリックのありなしを選ぶことができるようになっています。クレリック好きとしてはありがたいですねー。せっかくなので「あり」にします。そういえばヘリンボーンクレリックシャツってあまり見ないかもしれません。

 

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その後は「胸ポケット」「前立て」「後身頃」の仕様を決めています。

 

ここはドレスシャツとしてオーソドックスな「胸ポケットなし」「裏前立て」「ダーツ、タックなし」にしました。

 

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続いてボタンです。ここではプラスチックボタンしか選べませんが、一つ上の価格帯(6,980円)からは白蝶貝や高瀬貝など天然貝のボタンが選択肢に入ってきます。もちろん無料ですよ。

 

ノーネクタイで過ごすことも多い私にとって、体の中心で存在感のあるボタンの質感は特に重要視するポイントです。自費でオーダーするなら間違いなく天然貝ボタンを選択できるグレードにするでしょうね。

 

贅沢を言えば最安価のを含めてすべてのグレードで天然貝ボタンを無料オプションで選べたら印象はだいぶ違ったかもしれません。

 

また、プラスチックボタンを選ぶ場合は白一択だと思います。生地と同一色にしたりしたくなる気持ちも分かりますが、安っぽい印象になるのであまりおすすめしません。

 

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最後にネーム刺繍のありなしを決めます。私は入れませんが、普通は有料のディテールなので必要な方にとっては嬉しいポイントかもしれませんね。

 

サイズを決める

さて、デザインまで決まりましたので、次は肝心なサイズ決めです。

 

オンライン型のSOLVEでは3パターンの採寸方法が提示せれています。

 

①自分で測る

手持ちの中から体型にあっていると思うシャツを自分で採寸して、それを元にオーダーするサイズを入力していきます。採寸方法はSOLVE公式で確認できます。

 

②シャツを送って採寸する

先程のように自分の体型にあったシャツを1枚選び、今度はSOLVEに送って採寸をしてもらいます。プロに採寸してもらえるので、こちらの方が確実ですね。今なら採寸に関わる送料は無料だそうですよ。

 

③来店して測る

店舗を持たないSOLVEなので、東京青山の本社に伺い採寸してもらいます。残念ながら私のような地方在住者には現実的でない選択肢です。

 

ということで①か②になりますが、自分で梱包して発送というのがどうも面倒に感じてまったので、①の「自分で測る」で進めていきます。あくまでも個人的な感想ですが、立体的なジャケットと違いシャツの採寸はそこまで難易度は高くないかなと思いました。

 

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採寸結果からまず、ネックと裄丈の値を入力します。

 

ここの数値は手元のシャツに付いているタグを見れば分かりそうですが、メーカーによっては洗濯による縮み寸を予め含んでいる場合があるので注意が必要です。要するにタグでは「39-83」と表記されていても、元々の実寸はネック39.5㎝裄丈84.5㎝とかになっている場合があるのです。

 

気になって問い合わせてみたところ以下のような回答を頂きました。

 

洗濯後の伸縮に関しては生地、洗濯方法、アイロンの方法によって変わりますが、
生産工場での生地管理は非常に厳しく、すべての生地を検査しており、伸縮率は+1%~-2%の範囲です。

生地の伸縮も考慮して、洗濯後も仕上がりの寸法の基準を乖離しないよう縫製しております。
そのため、縮みを考慮してサイズを大きめに設定していただく必要はございません。

今回選択頂いております「超ノンアイロン」シリーズは特に縮みが出にくい生地となりますので、この点はご安心頂ければと存じます。

 

シャツによって洗濯後の縮み幅が全く違うので、ある程度こういう事前知識も必要かと思います。とりあえずは今回の生地は縮みが出にくいとのことなので、その点を考慮せずに進めていきます。

 

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次に「超スリム」「スリム」「ふつう」「ゆったり」の中からベースとなるスタイルを決めていきます。

 

とりあえず今回は「ふつう」を選んでおきましょう。

 

スタイルを選ぶとそれに応じた数値が表示されますので、測定結果を元に微調整を行っていきます。

 

私のように左右で腕の長さが違う人向けに、ちゃんと別々に設定できるのはありがたいですね。

 

裾回りやカフス丈など細かい所までカバーされていて、調整可能な範囲は思っていた以上です。強いて不満を言えば調整が1.0㎝単位からしかできないことでしょうか。メンズドレスの世界では0.5㎝差が物を言うので、もう少し小刻みな設定が可能なら文句なしです。

 

サイズ調整まで済ませたら、オーダー内容の最終確認をして終了です。

 

注文後、約3週間で完成品は届くそうです。

 

まとめ

シャツに限らずオンラインで服をオーダーするとい体験は私としても初めてのことでしたが、思っていた以上に簡単でそして期待していた以上に自由度が高かったという印象を受けました。

 

もちろん大切なのはどのようなシャツが完成するのかといことです。製品が届き次第詳細にレビューしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

 

どんなシャツが出来上がるか。やっぱりオーダーは待っている間も楽しいですね。

 

今回は以上です。

 

オーダーシャツが1枚6,000円台から【SOLVE公式オンラインストア】