当ブログではお馴染みのメーカーズシャツ鎌倉(以下鎌倉シャツ)ですが、実はパターンオーダーも取り扱っています。
シャツに関してはスーツやコートと比べるとオーダーする意義をそこまで感じず、何より既成品でもそれなりに満足度が高く、オーダーとなると割高にもなるので、関心はあるもののそこまで手が回らないという感じでした。
そんな折に興味深い情報が舞い込んできました。9/25~10/9の期間限定でお得なパターンオーダーシャツフェアが実施されるそうです。2着セットで選べる生地も限定されるという縛りはありますが、なかなか面白い内容となっています。
これはいい機会なので、さっそく鎌倉シャツの店舗を訪れオーダーしてきました。今回の記事ではキャンペーンの概要とオーダーの手順などをお伝えしていこうと思いますので、よろしければご覧ください。
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鎌倉シャツのパターンオーダーシャツフェアについて
詳細は公式HPをご覧いただいたら間違いないのですが、ひとまず一部抜粋します。
■開催期間:2023年9月25日(月)10:00~10月9日(月・祝)
■フェア内容:
対象生地が 2枚で18,000円(税込19,800円)
※1枚あたり9,000円(税込9,900円)になるお得なフェアです。
※鎌倉シャツ会員限定となります。■対象生地:
12,000円(税込13,200円) 200番手生地( 、 )、
15,000円(税込16,500円)
18,000円(税込19,800円)
※通常価格が異なる生地の組み合わせでも、1枚あたり9,000円(税込9,900円)になります。
最大で半額になる非常にお得なフェアですね。選択肢は高番手生地かインポート物に限られますが、通常だと最も安価なオリジナル生地で9,800円なので、フェア対象のどの生地を選んでも1着あたりの金額はそのラインを下回ります。
鎌倉シャツを利用するようになって暫く経ちますが、こういうフェアの存在は初めて知りました。どうやら2年振りの実施とのこと。セールの類はほとんど行わない鎌倉シャツなので、このフェアも貴重な機会かと思います。
ちなみにオーダーはオンラインでも対応しているそうです。最初の1着は店舗でスタッフさんとサイズを合わせながら進めた方が間違いないかと思いますが、既成サイズをベースに調整をかけていくという手法なので、手元にマイサイズの鎌倉シャツがあるのならば、自分でどこを弄りたいか考えながらオンライン上でオーダーしてみても良いかもしれません。
オーダーの流れ
いつも利用している店舗はあまり売り場面積が広くはない上に専用のブースが設けられているわけでもないので、既製品を買い求めに来たお客さんと入り乱れる感じで、落ち着いてゆっくりと選べる雰囲気ではありませんでした。また、店員の方もマンツーマンで付かれるのではなく、手が空いた方が入れ替わり立ち代わりで対応されていました。
そこら辺はオーダー専門店ではないので仕方ないと割り切るしかないですね。週末の昼下がりという如何にも忙しそうなタイミングで訪店した私も悪かった。予約制ではないので、伺う日時は考慮した方が良いかもしれません。ただ、オーダーの手順なんかは特に変わったところはないのでご安心ください。
生地
オーダースーツのようにバンチブックが用意されているので、パラパラとめくりながら生地を決めていきます。オンラインだと生地の質感が全く伝わってこないので、やっぱり実物を手で触れるのが一番ですね。
バンチブックは数冊あるようでしたが、今回はフェア対象となる約80種がまとめられた冊子から選ぶことになります。ぼちぼち在庫切れが発生しているみたいです。
参照:メンズ オーダーシャツ -Made To Mesure-|メーカーズシャツ鎌倉 公式通販
写真を撮らせてもらうのを忘れてしまいましたが、選んだのはこちらの2つ。上がギンガムチェックのロイヤルオックスで、下がグレーストライプのブロードとなります。
採寸、調整
採寸をして既成サイズを基に調整を行っていきます。鎌倉シャツの購入履歴がありマイサイズを把握されている方であれば、「いつも着ているシャツのここが気になる」といった具合で伝えればスムーズに進められるかと思います。
調整可能なのは以下の箇所。
- ネック
- 着丈
- 裄丈
- カフス幅
- ウエスト
- 肩幅
- 袖幅
胸囲は変更できないそうですが、それ以外は概ね微調整をかけることができます。
私の場合、既成サイズでネックに合わせると身幅が少し大きかったのでウエストを絞り、左右で腕の長さが異なるので右側だけ1cm長めに変更しています。後はカフス幅とか細かいところをいくつか弄りました。
ディテール
生地選びとサイズ調整が終わったら最後にディテールを決めていきます。
まずは襟型ですね。他のディティールは趣味の範囲ですが、どの襟型を選ぶかによってシャツのキャラクターが大きく変わってくるので、完成をしっかりとイメージして襟のデザインを決めましょう。既成品のラインナップではあまり見かけないタブカラーやラウンドカラーなんかも選べるので、せっかくならそういう襟型に挑戦してみるのも面白いかもしれませんね。
ちなみに今回は生地の性格を考慮して、ギンガムチェックはボタンダウン、グレーストライプはスプレッドカラー(フランチェーゼ)を選びました。結局無難なやつです。
その他のオプションは以下の通り。
- クレリック仕様
- カフスのデザイン
- 前立て
- 胸ポケットの有無
- 背プリーツ(ダーツ)
- 刺繍
ボタンの種類を選ぶことができませんが、基本的には白蝶貝となるようです。既成品だと茶蝶貝が多いのでここはアップグレードされるポイント。また、どのオプションを選んでも追加料金は発生しないので、生地代がそのまま製品価格となります。
まとめ
鎌倉シャツのパターンオーダーは近いうちに利用してみようと思っていたので、今回のフェアはいい機会になりました。納期は4週間後とのこと。今後もオーダーを利用するかは完成品を見て判断したいと思います。
この記事が公開された時点でオーダーシャツフェアの期間は残りるところ週間だけとなるので、興味のある方はぜひお早めに。
今回は以上です。
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